『バンコクの言葉』の刊行物まとめ

 サークル『バンコクの言葉』として、いつ何を書いてきたのか分からなくなってきたので、備忘録として書く。大見出しは年数で、小見出しで小説のタイトルを出す。今回は同人誌として刊行したものに限るので、コピー誌などは対象外とした。そういうの数え出すといよいよ漏れがありそうで怖い。それくらいには活動してきた気がする。
 最終更新日:2024年06月


2016年

トライスタービジョン小説本『輝く瞬間』

 頒布イベント:MILLION FESTIV@L!!3(2016年2月)
 本文はWeb再録済み。
 田中琴葉・島原エレナ・所恵美からなるユニット、『トライスタービジョン』の出会いを描いた小説本。グリマス時代、イラスト一枚で示された彼女たちをライブに立たせたい、と思ったのが全ての始まり。

短編小説集『星が生まれた日』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 02(2016年11月)
 本文はpixivに掲載していた誕生日小説だが、表題作のみ書き下ろしでWeb再録なし。
 表紙の中心にあるのは『お姫様ティアラ』、アイマスの伝統的なアイテムで、プロデューサーがアイドルに初めて贈るもの。トライスタービジョンという名を冠することを決めた三人に、どうしても贈りたかった。

2017年

田中琴葉小説アンソロジー『タクサンノコトバ』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 03(2017年5月)
 本文は拙作二作(どちらもWeb再録済み)に加えて五人の方に書き下ろしていただいた。

 今だから書ける話として、この頃は田中琴葉の演者である種田梨沙さんが休業しており、どうしても琴葉の不在感を覚えてしまっていて、何とかして彼女がここにいることを確かめたくて、本作を企画した。

二階堂千鶴・周防桃子小説本『FUNK LOVE/桃色はいらない』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 03(2017年5月)
 本文のうち『FUNK LOVE』はWeb再録済み。

 3rdライブを見て千鶴さんのことを書きたい、と思ったのが最初のきっかけ。タイトルは両A面シングルっぽくしようと思って付けたと思われる。

アイドルマスターミリオンライブ!×GRAPEVINE小説アンソロジー『IN A LIVETIME』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 04(2017年10月)
 本文は拙作(Web再録なし)に加えて四人の方に書き下ろしていただいた。
 大好きなバンド・GRAPEVINEと大好きなコンテンツを掛け合わせたわがままアンソロジー第一弾。活動初期の方が大胆なことをやっている好例。

二階堂千鶴小説本『マスカレードは高らかに』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 04(2017年10月)
 本文はWeb再録済み。
 企画自体は『FUNK LOVE』よりも先にあったらしい。制作時のフォルダを見て知った。思いついたラストを思い通りに書けた例。

2018年

アイドルマスターミリオンライブ! 小説アンソロジー『Wonder Future!』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 05(2018年6月)
 本文は拙作二作(どちらもWeb再録済み)に加えて三人の方に書き下ろしていただいた。

 GREE版『アイドルマスターミリオンライブ!』の思い出を綴ったアンソロジー。当時はミリシタも始まっていて、何もかもが終わるわけではなかったけれど、それでも相当の喪失感があったからこそ、何かを残しておきたかった。

トライスタービジョン小説本『夏星、跳ねる。』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 05(2018年6月)
 本文はWeb再録済み。

 トライスタービジョンの夏のお仕事と思い出を描いた小説本。彼女たちを書きたいと思って始めた活動だったが、二作目がここまで遅くなるとは思いもしなかった。この頃はとにかく思いついたアイデアに飛びついていたように思う。

2019年

the pillows×ミリオンライブ!×小説アンソロジー『SYMBIOSIS OF ROCKERS -Tribute to the pillows-』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 07(2019年6月)
 本文は拙作(再録なし)に加えて四人の方に書き下ろしていただいた。
 大好きなバンド・the pillowsと大好きなコンテンツを掛け合わせたわがままアンソロジー第二弾。即売会にバンドファンの方が来てくれてとても嬉しかった。

幽谷霧子短編小説集『pray』

 頒布イベント:SHINY STAR FESTIV@L 02(2019年11月)
 本文は拙作(再録なし)に加えて二人の方に書き下ろしていただいた。
 幽谷霧子さんと祈りにまつわる物語を収録した。当時、とあることについて祈りを捧げたくなり、刊行された。その行為に意味があったかは分からないが、結果として、幸いはあった。

2020年

北沢志保小説本『桜の季節に降る雨は』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 09(2022年5月)
 本文はWeb再録済み(再録が先で頒布が後)。

 表紙を描いているそーじんさんのご依頼で執筆した、北沢志保の受験にまつわる小説本。ありがたいことに多くの反響をいただけた作品で、先々の活動の支えとなった。一方で2020年に刊行したのに頒布は2022年と、社会情勢の変動の影響を強く受けている。

EScape長編小説本『再生』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 09(2022年5月)
 本文はWeb再録なし。
 同人即売会の打ち上げで毎度話している、『合同誌の寄稿文が膨れ上がりすぎて、一冊の本になった』の実例。その割に話としてはやや重い。構想した時点で表紙デザインのアイデアがあり、それを見事に反映していただいた。

2021年

トライスタービジョン小説本『falling dawn』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 09(2022年5月)
 本文はWeb再録済み。
 トライスタービジョンの秋の葛藤を描いた小説本。過去最長の10万字越えで、冊子が自立する。ラジオにダンスバトルに新曲(作詞含む)と、やれるだけのことをやりきったと自負出来るような一冊だった。

2022年

アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ小説本『0522/UP! DATE!! UNION!!』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 09(2022年5月)
 本文はWeb再録なし。
 次の作品を書くために、ライブを描画する力を鍛える必要があり、企画された小説本。習作と言えども物語もふんだんに盛り込んでいる。実生活が過酷すぎて、よくぞこの本を刊行したと、当時の自分を未だに褒め称えている。

2023年

トライスタービジョン1stLive小説本『Bright Now』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 10(2023年5月)
 本文はWeb再録なし。
 トライスタービジョンの、そして同人活動の集大成とも言える一冊。前作で練習した甲斐あって、ライブシーンは圧倒的な物量で描き切ることが出来た。これは小説でしか出来ないと、勝手に自負している。

アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ小説本『choose me, choose you!』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 11(2023年11月)
 本文はWeb再録なし。
 前作大変だったから今度は気楽に書ける作品が良い、と思ってあれこれ考えていたが、前作と比肩するほどに大変だった一冊。楽曲ドラフトという、アイドル自身が楽曲を選び、披露するというイベントの模様を余すところなく収録している。比較的書いてこなかったアイドルたちが登場したが、とても賑やかに動いてくれた。

2024年

アイドルマスターミリオンライブ! 漫才選手権小説本『シアターアイドル漫才選手権~目指せ、笑いのトップアイドル!~』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 12(2024年6月)
 本文はWeb再録なし(今後再録する可能性アリ)。
 いつか書こうと思っていた漫才小説本。ネタでそれぞれの個性が出せて楽しかった。SS形式(会話分だけの形式)はこれでラストになるのではないかと思っている。
 現地頒布で完売した。数年ぶりだったのでとても嬉しかった。

トライスタービジョン小説本『タイトル未定』

 頒布イベント:IDOL STAR FESTIV@L 13(2024年11月)
 前述のイベント終わりに色々決めたけど実現するかはまだ未定。短編集になる予定。

2025年以降

アイドルマスターミリオンライブ! ○○小説本シリーズ一冊目『タイトル未定』

 頒布イベント:不明
 本シリーズは連続で刊行される予定。