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Gevi 4in1スマートコーヒーメーカー体験イベント

アメリカ発のコーヒーメーカーGevi 4in1のワークショップに参加してきました。

会場は二子玉川 蔦屋家電 ここには最新型のキッチン用品がたくさん展示されていて、その一角にデモスペースがあります。

定員5名ですが参加者は私を含めて2名、各1台ずつを使うことができました

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■デザイン

正面からみるとこんな感じ

正面右がドリッパー、左奥の○の部分がスケール、その手前がグラインダーです

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■抽出メニュー

予め用意された簡単レシピと自分オリジナル、バリスタが作ったレシピ

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奥のまるい筒に水をいれて予熱ボタンを押します。希望の温度ではなく80度まで予熱して最終的に抽出時に設定温度にします

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■豆選択モード

豆を挽くのかorすでに挽いてあるものを使うのか選びます

豆を選ぶとグラインダーモードになります

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左のグラインダー部分にドリッパーをセットします

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グラインダーのホッパーの蓋の裏に軽量スプーンと掃除用ブラシ

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■粒度選択

この部分を回して粒度を選びます。

不思議なのが、POURCOFFEEの表記、スタッフに聞いたのですがよくわからない様子。

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全面のダイヤルを回した後、パネルで設定した挽目を選択します

確定を押すと豆を挽き始めます。

単純な疑問、これグラインダー本体とこの操作パネルが合わないとどうなるんだろう?

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ドリッパーとカラフェを注ぎ口に移動して「コーヒーを入れるステップへ」を選ぶと抽出が始まります

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目盛り25で挽くとこれくらい、挽目はキレイです

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指定された温度まで加熱しています。今回は簡単レシピなので93℃です

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■抽出開始

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■抽出表示

パネルに抽出の進行状況が表示されます。この表示は珍しい

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お湯は3つのノズルから落ちてきて、そのノズルが回転します

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簡単レシピでも1投目の後蒸らし時間が設定されています

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■出来上がり

今回はスターバックスの中深煎りの豆でしたが、想像以上に美味しく抽出されてます。甘い余韻が残ります。ビックリです

ノズルが回転して円運動しているので適度に撹拌されているのでちょうどいい抽出になっているようです。

多くのコーヒーメーカーはシャワー型といって複数のノズルから同時に全体にお湯が注がれるので撹拌しにくいですね。

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■測りモード

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測りモードにして下の丸い部分の蓋をひっくり返して測ります

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0.1g単位で測定されます

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■マイレシピ

豆とお湯とのバランス、抽出温度を設定

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お湯の注湯量、注湯速度、ノズルの回転スピード、注湯停止時間、抽出時間

これを複数段階設定できます
お店でバリスタが行ってるレシピより更に細かい。

試しに一投目の回転速度だけを最遅にすると設定時間内では半分くらいしかお湯がかかりませんでした。忠実に再現されてます

注湯速度を落としてゆっくり落としてゆっくり回転させればうまくいきそうです

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これはノズルの回転スピード

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一時停止時間

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この表示のように複数回の投入レシピを作れます

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■バリスタモード

こちらは簡単モードより複雑なレシピが設定されていて、これをカスタマイズできるようです

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■グラインダーの掃除

前面のパネルを回して外して、刃を固定しているストッパーを外すと簡単に分解できます。

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刃がむき出しになるので付属のブラシで粉を取り除きます

これくらい簡単だと頻繁に掃除できそうです

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■まとめ

□良い点

・おすすめメニューでも結構美味しく抽出できる
・詳細な設定ができるので理論のわかっていればいろいろ楽しめそうです
・このタイプのマシンではグラインダーが優秀
・グラインダーのメンテナンスが楽

□悪い点

・フットプリントが大きい、米国サイズ
・機能が別々に使えるようになっているのでドリッパーを移動させるのが面倒
 一般的なグラインダー一体型と違ってボタン押して放置できない
・多分あの筐体では浅煎りは上手く挽けない
 一体型はどれも同じような性能だと思います。浅煎りは豆が硬い。
・カスタマイズ項目が詳細に設定できるのはメリットでもありデメリット。
 抽出理論が分からないと宝も持ち腐れ
・下にもかいたように高い。
 詳細な設定ができないと他の高級コーヒーメーカーの方が割安

細かい部分の設定の豊富さを業務用に作ると、PourSteadyになりますね。
このマシン最近導入するお店が増えています。
都内でも数店舗で使われています。

makuakeではほぼ半額で販売されていたのですが、機能はよくできていると思いますが12万円は高いな、円安で米国製。値段的には難しいご時世ですね



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