誕生日だったから美術館に行ったおはなし。
息子からの贈りものがポストに入ってた。モンブランのボールペン。もちろん中古なのだけど、3月の息子の誕生日には倍返しを求められるだろうけど、嬉しいのは隠せないであります。2月は誕生日だったであります。
めんこいスタッフちゃんからも横尾忠則氏の猫のチャームを頂きました。お店のカウンターの角のショーケースの中に飄々と佇んでおられます。ありがとうね〜嬉しいね〜。思い出した!テリー・ライリー氏がフリーライブ(抽選に当たってライブ観れた方羨ましすぎます!)をするってザワザワしたときに知った『横尾忠則現代美術館 <Y+T MOCA>』@兵庫県神戸市で開館10周年を記念して、今までの企画展のダイジェスト版『満満腹腹満腹』の展覧!見逃すとか嫌ですよ。危ない危ないうっかりちゃん。そういう意味でもビッグプレゼント。Thanks!!私みたいにうっかりさんのために展覧期間も書いておきますね。5月7日(日)この日が最終日みたいですよ。
横尾氏の展覧は今までにも何度も足を運んで観ているんですが、目に止まる作品が今までとは違ってた自分の変化に驚きました。今まではザッツ横尾忠則!なサイケデリックな色使いの作品が一番好きだったんです。
コレですコレです!
坂口安吾氏の『堕落論』いいですよねー。寺山修司氏のポスター64作品が1枚になったデカポスターは、額縁に入れて衣装ルームに飾って着替えるたびにうっとり♡その64作品の1枚に右の作品もご健在。ニンマリ♡
変化後のお話しに入る前に、ちょっと寄り道させてくださいな。面白い作品がいくつかありましてね。横尾氏のユニークさを垣間見れた気がして嬉しくって!
:大大大納得!
:横尾氏のコレクションですって!
ぃゃ〜ホントに隅々まで楽しかったですよ。なんか締め括ったみたいになっちゃいましたね。肝心の聞いてもらいたい変化のお話し何処へやら。
今まで好きだったサイケな作品もユニークな作品も今でも大好きなのですが、今までは“観た”で終わってた作品をもう1回観に戻ったぐらい感動したんです。観に戻ることも私にとっては珍しいことでダブルで驚きです。
横尾氏の絵画を代表する『Y字路』シリーズの『黒いY字路』見えないようで見える暗闇の中にある建物。作品の迫力も強烈で脳みそにビシバシ刺激的です!この作品は目の前で是非観てほしい!(誰やねん⁉︎ですが、ホントに素晴らしいです!)
物販で「白色があったらなー」なーんて贅沢にもハンバーガーがコラージュされたレイディのプリント黒Tに呟いて買わずに帰ってきちゃったことにちょい後悔。開催終了までまだあるので『黒いY字路』をまた観にいくかもしれません。その時はハンバーガーレイディを連れて帰ってこよう。
歳を重ねると、作品の見え方が変わる進化を覚えた2023年。“老い”を目一杯楽しんでやる!意気込む43歳でした。
フリーペーパー『わらら新聞』弥生号で書いたのはここまでなのですが、これを読んでくれたお客さんが教えてくれました。50年程前に横尾氏が『少年マガジン』の表紙を描いてたとか⁉︎ 見てみたくて調べてみたらありました!
手に取ってみてみたいけどまんだらけに並んでたり⁉︎きっとしないですよね。でも久しぶりにまんだらけに行ってみよっかな。
このお店は大阪 梅田の隣町、中崎町の東の端っこに位置する珈琲屋です。こちらをポチッとして頂いた分は、自家製"わらら新聞"のカンパ金として活用します☻