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脊柱管狭窄症に対しての選択肢

ほとんど痛みがなくなりました。歩けるようになりました。と1年前まで、脊柱管狭窄症で苦しんでいた方がいます。

脊柱管とは、脳からお尻まで、背骨の中を脊髄神経が通る管のことで、この脊柱管が狭窄することで諸々の症状が出る病気を脊柱管狭窄症といい、脚のシビレや、間欠性跛行をきたしたりします。間欠性跛行とは、長い距離(数十メートル~数百メートル)を歩けなくなるもので、一旦休むとまた歩けるようになります。

脊柱管狭窄症は、膀胱直腸障(排尿や排便に異常をきたす)があれば、手術が必要とされています。しかし、そうでなければ保存療法(手術以外の方法)でよくなることは珍しくありません。

膀胱直腸障害が出ていなくても、患者さんご本人にとってはとてもツライものですから「それでよくなるのなら」と、手術をすることもあります。しかし保存療法で何とかしのいでいるうちに、痛みは和らぎ、緩解へと向かい、手術をしなくて済んだという症例はたくさんあります。

ただ、いつ良くなるのかがわからないのが悩ましいところではあります。Aさんが3ヶ月で良くなったからといって、自分もそうなるとは限りません。もっと長く掛かるかもしれないし、もっと短いかもしれない。

読んでくれてありがとうございます。

一度、発作的な痛みのピークを越える感覚を体験できると、その後うまくいくような気がします。それが大変なのですけれどね。


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