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春の光りが 私に囁く もう 終わりにいるのだと 青々とした葉を 風に靡かせ 下枝に残る花を 桜…
いつもと同じように ノックし 懐かしさの残る ドアノブを引き 誰もいない 部屋の扉を開く い…
春風の 野辺にぽつりと建つ 納屋の戸は カサカサと揺れ 土の道は 陽炎の その先へと続いていく…
目覚めれば 甘い香り あなたが お茶を注いでいる どれくらい 眠っていた? 時計のない部屋で…