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期待値が高い信夫くんは、
期待値がそれほど高くない誠くんに、よく話しかける。

”今日の天気はどう思う?”
”いい天気だと思うよ、信夫くんはどう思うの?”
”僕かい?僕は今日の天気は、見栄えはいいが、なんだか元気がないようにも見えるな?”
”どうしてそう思うの?”
”僕たちの彼女だと思ってくれたらいいさ。彼女なら、分かってやるのが彼氏と言うものだろ”
”はぁ。でも信夫君が間違って解釈してることもあると思うんだけど。”
”もちろん、あるが。それはない。いつも僕は彼女と交信している。そんな彼女は僕にいつも素直に反応してくれる。時間が経つたびに、ずいぶんと表情を変えることが多いが。俺はそんなところが好きなのさ。だから、俺だけでも彼女の味方でないとな。”
"はぁ、、、”

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