川上洋平のお渡し会に行ってきた話
特に書くつもりもなくポッと行ってポッと帰ってきたんだけど、せっかくなら自分の記録用を兼ねてレポでも残そうと2日経った今noteを開いた次第である。
こちらのイベントは洋平さんのエッセイ「余拍」の重版出来を記念し、サイン入りポストカードが洋平さんご本人から直接お渡ししてもらえる「お渡し会」である。
ホワイトデーに来た当選メール。エルレの復活ライブに1次で当たるぐらい自称強運だし毎日運がいいと思っているので「当たって当たり前!」と思う自分がいたが、肝心なことに直面する。
「川上洋平と何を話せばいいんだ?」
贅沢な悩みである。
そもそも転職してライブに行けるタイミングが合わず、ドロス関連のイベントにすら行けたのがかなり久しぶりで、最後にドロスのライブに行ったのもトマトツアーの武道館以来だ。
普通にドロスの曲とかギターの話とかありきたりでつまらないよなとか、私も地元が横浜町田エリアなので地元トークが出来るし、名古屋のSuspended 4thが好きなのだが以前洋平さんがツアーで名古屋に行った時にサスフォーのメンバーが別のバンドで路上ライブをやってたところを観てた話を聞き、サスフォーの話もいいな…などなど色々考えたが、結果的に今の自分のことを話すことにした。
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会場は伊勢佐木町の有隣堂。倍率は5倍だったらしい。一体何枚サインを書いたんだ、と何故か自分が絶望する。
雨の横浜に降り立ち有隣堂に直行、事前に本人確認を済ませるも整理番号が表示されないというシステムトラブルが起きて、最終的に順番は私で残り5人ほどの終盤だった。
集合時間になると整理番号順に待機列を作り、順番に10畳ほどのブースに5人ずつほど案内される。ブース内にはスタッフさんが4名ほど。
回転が速いのであっさりと自分の順番が周ってくる。スタッフさんの案内に従い、前の人が挨拶しながら入っていったので、私も真似して入る。
挨拶した次のセリフが「オシャレさん来た」って即死案件なんだが!?!?!
洋平さんも周りのスタッフさんに話しかけるように言うもんだから照れてしまった。オシャレなひとにオシャレと言われたら舞い上がってしまう…和モード好きでよかった…一生この服着よう。
そんな私の心の中は(顔ちっさ!細!背高!センター分け!ライダース!肌スベスベ!)と思ってた。
早速サイン入りのポストカードが手渡される。
お疲れにも関わらず丁寧な接客。一方で、目を見て話してくれることに終始動揺していた。
私の体内は細胞の隅々まで「THE FIRST SLAMDUNK」に侵略されているため、ずっとソーちゃんの「心臓バクバクでも目一杯平気なフリをする!」を心で復唱しつつなんとか持ち堪えていた。
私がリョータで洋平さんが深津か…実質1on1だな…とか適当なことを言ってみる。そういえば洋平さんと深津って身長同じくらいだな…1on1じゃん。
「完成はまだまだ先ですが頑張ります!」と言いたかったが、ギリギリエールは送ることが出来たし、推しに決意表明が出来てよかったと完全に自己満の感想。ブースを出ると、有隣堂の方から本と送料分の200円が手渡された。
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皆さんがお話していた時間は30秒から1分くらいかな(体感だけど私は1分ぐらいお話させてもらえたかな)。絶対声震えていたと思うけど、なんとか会話が成立してよかった。接客のバイトやっててよかった。
仕切りも簡易的なものだったため、ブース内での会話はある程度聞こえてきた。地元やツアーの話の他、私の前に並んでいた男性は使ってる香水とか聞いてたかな。他の方のレポ読んだらピアスとかちいかわの話をしてて面白かった(笑)
有隣堂自体が由緒ある書店で落ち着いた雰囲気ではあったが堅苦しくは全くなく、むしろアットホームな雰囲気だった。
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実は今回で洋平さんと会話したのは2回目である。3年程前の九州ツアーで鹿児島に行った際、深夜1時のファミリーマートで偶然遭遇したのである。
その時は鹿児島の美味しい芋焼酎が体内に入っていたのと心の準備が出来ておらず「ライブ楽しかったです、またライブに行きます」とありきたりな会話をした(この時コロナ前のライブだったので洋平さんの方から握手もしていただいた)
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公式の場でお話させてもらえるという貴重な経験。洋平さんも有隣堂の方々もありがとうございました!
これを読んでくれた皆さんが洋平さんと話す機会があれば”心臓バクバクでも目一杯平気なフリ”をしよう。
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洋平さんに見せたうちの猫
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