好きだった人の話
10年くらい前のこと、中学生だった私は猛烈に恋をしていた。強烈な一目惚れだった。
学校の先生
卒業までの期限付きの恋
自己肯定感の低い私だったから、叶わないことでさらに輝きを増すこの恋に計り知れない価値を感じていた。
カクカクした黒板の字
ちょっと汚れているのに柔軟剤の良い匂いがした白衣
クシャッと笑うところ
えー!今でも割と鮮明に思い出せるなあ
どこをどう抑えても、抑えきれていなかった私の好意。
突き放すでも期待させるでもない、先生として、大人として完璧な対応。だからこそ、大人になった今でも私の中で燦然と輝き続けているのだと思う
先生のおかげで幸せだったよー!
こんなにも幸せを噛み締めて過ごせた日々は私にとっての宝物です。
大好きな先生と先生の大切な人達が健やかに、幸せに過ごせますように
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?