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休息part2

一週間ぶりにまた凪いだ時間を確保できた。冷え性の冷たい指先でこの文章をちまちま書いている。外を見れば、春先にも思えるほどの日差しがあった。日向ぼっこしよう。そういえばむかし、街中に最上の日向ぼっこスポットを探索して遊んでいた。「時間ごとに場所が変わるから、午前中に良くても午後はこっちの方がいい。」みたいなことを考えて、自分だけのお気に入りスポットを開拓していたっけか。

珈琲が美味しい。当たり前だ。最近美味しくない珈琲を飲む機会が減った気がする。誰も豆腐味の珈琲を生産しなくなったのだろうか?珈琲風味の水を生産していた自分も今やそこそこ珈琲はうまく淹れることができる。ある程度美味しく淹れる範囲を心得たから、冒険心が薄れている気がする。まぁ、日々冒険していては疲れるのだから、時々、あー、行けそうだし行っとくか、くらいでいければよろしくて。

珈琲はできればずっとホットで飲みたいが、水出しの珈琲もそろそろほしくなってきた。軽やかさと濃さ、クリアさを兼ね備えた味はあれでしか味わえないもので。たまに飲みたくなる。うぅ、もう少し、あと少し。

日向ぼっこついでに、革靴の大点検会も行った。なかなかいい時間だった。じっくりそれらを見つめていると、「こんなところに傷あったっけ?」「このつま先のデザインがたまらん」「あぁ、これケアするの忘れてたわ」などの気付きがあった。靴紐をほどき、磨き、靴紐を通し直すという一連の作業は愛らしい。

「しょうがない」というのは、いいことばだと思う。諦めることとはちょっと違う。「どうしようもないのだから、ただ受け入れて、次の楽しいこと考えようぜ!」という態度だから。諦めることは出来なくても、しょうがないという形で違う道を見つけられてのはでかい。かなりデカい。

外で鳥が鳴いている。ぼーぼー、ぼっぼー、ぼーぼー、ぼっぼー。「ぼ」ばっかり書いていると「ぼ」がゲシュタルト崩壊してきた。おもしろい。時計の音はチクタクだ。換気扇はうぅーーーーーん。冷蔵庫は、うぃーーーーん、ボコん。車は、シューーーン、シャン。時たま、パキっ、て家のどこかが鳴る。案外、いろんな音が鳴っていた。おもしろい。Σ(・□・;)

また書きますたーど。