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【鎌倉diary #24】夏の夜を照らす灯


2022年8月6日、土曜日。曇り。

曇っていても、まだまだ暑い日が続く8月上旬。お昼は家でゆっくりして、夕方から出かけることに。目的は、今日から3年ぶりに開催されるというぼんぼり祭🏮陽が落ち始める夕方に鶴岡八幡宮へと向かった。

鶴岡八幡宮の入り口に「立秋祭」と書かれた看板を見て、毎日こんなに蒸し暑いのに、もう秋なのかと思った。茹だるような暑さは嫌いだけど、照りつけるようなこの灼熱の太陽の光をしばらく浴びられなくなると思うと、少し寂しくも感じた。


今年のぼんぼり祭りは、8月6日〜9日で、この期間中に夏越祭、立秋祭、実朝祭の3つのお祭りが執り行われる。

そもそもぼんぼり祭って何?と思って調べてみると、それぞれのお祭りについて、鎌倉観光公式ガイドに説明があったので読んでみた。

【夏越祭】8月6日 15時~ (立秋の前日)
夏の邪気を祓う神事が源氏池のほとりで行われた後、参道で「茅の輪くぐり」を行い、健康を祈願します。舞殿では巫女により「夏越の舞」が奉納されます。

【立秋祭】8月7日 17時~ (立秋の日)
夏の無事を感謝し、実りの秋の訪れを奉告する昭和25年より始められたお祭りです。ご神前には神域で育まれた鈴虫が供えられます。

【実朝祭】8月9日 10時~(場所:白旗神社)
源実朝公の誕生日に執り行うお祭りで、昭和17年より始められました。実朝公の遺徳をしのぶとともに、文芸に優れた実朝公にちなみ、例年、短歌会が催されます。
鎌倉観光公式ガイド


夏を越し、秋を迎え、そして実朝のお誕生日を祝うという、由緒正しいお祭りなんだなあ。

門をくぐると、本宮までの石畳沿いに並ぶたくさんのぼんぼりが。このぼんぼりは大小合わせて400基もあるそう。こんなにたくさんの灯籠、普段はどこに収納されているんだろう…。

そして今年は大河ドラマの期間中ということもあって有名人の作品も多く、小栗旬さんや大泉洋さんの作品もあると聞いたので、なんとか見つけ出してみたい…!


舞殿で日本舞踊を披露されていたので、遠くから鑑賞。

場所を変えて見てみようと、本宮の方へ階段を登った。

いや〜人が多い!!!(笑)コロナが流行り始めて以降、こんなにたくさんの人が集まる場所に行ったのは初めてだった。

人は多かったけれど、暗闇に浮かぶ真っ赤なぼんぼりが幻想的で、心温まる夏の夜。

思う存分ぼんぼり祭を満喫して、もう少し足を伸ばしたくなった私は由比ヶ浜の方へ歩いて向かった。

湘南の海沿いでは、海の家がたくさん立ち並んでいる。8月末までの期間に、たくさん海の家に行きたいな。

夜の海辺は静かで、ぼんやりと考え事をするのにもぴったりなので、わたしはこうしてときどき夜の海を訪れる。どこまでも続く水平線を眺めていると、悩みごとがあっても、「次こうしてみよう」と前向きになれたり、解決への糸口が見つかることがある。穏やかな波が、私の心の中のもやもやまでも、流してくれているのかもしれません。

行きたかったぼんぼり祭に行って、海でリフレッシュして、とってもいい夜のお散歩時間でした☺️

それではまた!

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