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【鎌倉diary #17】見渡す限りの明月院ブルー


2022年6月22日、水曜日、曇り時々雨。今日から少しタイトルを変えて、「鎌倉diary」にしてみた。先週観た『海街diary』に完全に影響されてる🤭(笑)

今日は明月院へ。そういえば、昨年も平日に有給をとって明月院の紫陽花を見にきた。土日は相当混んでいるので、その行列に並ぶ根気も体力もないので…。

酒肴こころや

まずはぺこぺこのお腹を満たすために、和食居酒屋、こころやさんへ。

ランチはセットメニューのみで、メインは野菜の天ぷらと、金目鯛、スズキ、タコのお刺身。お刺身の身がとっても分厚くてぷりぷりで美味しかった🐟

ランチセット

北鎌倉は、鎌倉ほど観光地は多くないけれど、こういう素材本来の味を活かした和食料理屋さんがいくつかある。新鮮なお野菜やお魚を食べたいときに、北鎌倉はおすすめの場所。

明月院

さて、食べ終わって明月院へと向かう。平日にもかかわらず、この人の多さ。

行く途中に見つけた小ぶりの花びらが特徴的な紫陽花。可愛い〜。

さて、入り口のに到着。寺院仏閣に入るときは、いつも入り口付近の説明書の看板を読むようにしている。創設された背景や歴史を知ることで、より楽しむことができると思うから。ただ、今回は紫陽花目当ての人が多いからか、これをじっくり読んでいるのは私くらいだった。(笑)

ということで、ここで明月院の歴史を少し。

1159(平治元)年、平治の乱で戦死した
首藤(山ノ内)俊通の供養として
息子の經俊が明月庵を建てたのがはじまりです。

約百年後の1256(康元元)年、
第5代執権北条時頼が出家のために
最明寺を建立。
最明寺は時頼没後に廃絶しましたが、
その息子で第8代執権の時宗が
最明寺跡に禅興寺を創建しました。
鎌倉観光公式ガイド

首藤俊通の供養として建てられた明月庵から始まり、その後北条時致の時代に禅興寺として創建されのだそう。花の寺としても有名で、紫陽花だけでなく、桜や花菖蒲、紅葉など、1年中花を楽しむことができる

石段の脇にさく見事な紫陽花。明月院のほとんどの紫陽花はヒメアジサイという品種で、その特徴的な鮮やかな青色は、明月院ブルーとも呼ばれている。

山門をくぐって歩いて行くと、円窓が。奥の庭園は、5月下旬〜6月上旬の花菖蒲の時期と、11月下旬〜12月上旬の紅葉の時期のみ特別公開される。


花想い地蔵。過去の記憶を辿ってみると、楽しかったことも、悲しかったことも、花とともにあることが多い。お花は、幸せな時間をもっと彩り豊かに、そして悲しいときは落ち込んだ気持ちを少し癒してくれるような、そんな力が花にはあると思う。


いくつか珍しい色合いの紫陽花もあった。

白ベースに、微かにブルーが混じった紫陽花
渋い紫色の縁取りが素敵な紫陽花


目一杯楽しんで、少し疲れたので、近くの喫茶店へ向かうことに。

喫茶吉野

ずっと行ってみたかった、喫茶吉野さん。東慶寺の門をくぐった後にある、隠れ家的な純喫茶。

気品あふれる英国らしい雰囲気のアンティークの数々。高貴な品格を持ちつつも、実家のような落ち着きもある店内。

ブレンドコーヒーを注文。広々としたソファを独り占めして、考え事をしながらゆっくりと時間を過ごせた☕️

ブレンドコーヒー


1時間ほど過ごして帰宅。もう6月末なので、そろそ紫陽花も見納めかな🏵

今年はウィズコロナ時代への過渡期でもあるし、夏は海開きや灯籠など、色々イベントが開催されたらいいなあ。本来の鎌倉での生活をもっともっと楽しんでみたい🌻


それではまた!

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