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クリスマスの香り

ご覧いただきありがとうございます。

ワークショップにちなんで
クリスマス石けんにまつわる色々
書いていこうと思います。

まずは香りのお話。

フランキンセンス(乳香)

クリスマスの香りといったら
何を思い浮かべますか?

クリスマスのご馳走の香り
シナモンやクローブといったスパイスの香り
もみの木の青々とした香り

色々なイメージが浮かぶと思いますが
今回クリスマス石けんに香り付けするのは
フランキンセンス(乳香)です。

イエスキリストが誕生した夜
東方の3人の博士たちが贈った
没薬・乳香・黄金のうちのひとつです。

乳香というと
コンデンスミルクみたいなものを
イメージしてしまいますが(私だけ)

フランキンセンスの木の幹を傷つけて
出てきた樹液が固まった樹脂で
琥珀色の小石のような形状をしています。

フランキンセンス

宗教的な儀式などで
薫香として使われることが多いそう。

石けん作りには
これを蒸留して得られる
精油(エッセンシャルオイル)を使います。

スモーキーでスパイシーでウッディー
神聖な香りがします。

ちなみに
3人の博士たちの贈り物の黄金ともう一つ
没薬(ミルラ)も木の幹から採る樹脂で
ムスクに似た濃厚な香りがします。

精油と石けん作り

石けん作りに精油を使うときは
何種類かをブレンドすることが多いです。
というのも
石けんは作ってから使い始めるまで
そして使い終わるまで
割と長い時間を要します。

その間
付けた香りがすぐ飛んでいってしまわないよう
精油同士の相性や
ノート(香り立ちの速さ)を考慮しながら
2~3種類をブレンドします。

今度のクリスマス石けんは
フランキンセンスとゼラニウム、リツエアクベバ
にしようかなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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