伊藤潤二 誘惑
今日は世田谷文学館へ「伊藤潤二展 誘惑」に行ってきた。伊藤潤二先生の作品は熱心に読んだりしたわけではないがそこかしこで触れる機会があり好きな漫画家である。有名なところでは「富江」がある。漫画の中では男たちを虜にして狂わせてしまう絶世の美女だが先生の描く富江はなるほどと納得させてしまう魔力がある。富江以外にも先生の作品は日常の延長線上の誰もが思う不安や恐怖を描き出す。例えば「排水口に吸い込まれてしまう人」や「隣家に住む不気味な女性」や「パラレルワールドを行き来するもう一人の自分」など。あったら怖いを物語にする。なので芯から怖いを体感出来る。そんな先生の作品の数々を直に鑑賞することが出来る展覧会。見入ってしまって気が付いたら2時間経っていた。
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