地上はもはや宇宙空間
今日比久しぶりに電車に乗ったらみんなスマホに目を落として一心に何かを探しているのか眺めているのかわからないけれどとにかくスマホを見ている。今では当たり前の光景だが改めて考えてみると一人一台もしくは二台のスマホを持っていると考えるとなんだか不思議な気持ちになる。半径1m以内の目の前に電波が降ってきている。満員電車なんてそれこそ半径30cmごとくらいに隙間なく電波が降り注いでいる。電磁波がどうこう言う話ではない。昭和の時代には各家庭に一台、しかも有線電話だったのを思うとすごい時代になったなあと改めて思う。しかも電話をかけていない時でも常時どこかとつながっている。ふと衛星が思い浮かんだ。地球の周りに無数の数えきれないくらいの衛星が飛んでいる。そして地上にも無数の数えきれない台数の携帯端末が散らばって常時電波をやり取りしている。もはや宇宙も地上も交信だらけ。そう思うと何か新しいことが生まれそうな気もする。ただ無意識下にどこかとつながっているだけでなく、その人に必要なサービスやお助け情報などまるでおせっかいおばさんと常時連れ立っているかの如く提供してくれるサービスやメディケーション的な補助をしてくれるサービス、あるいは犯罪防止など出来そうな気がする。だって一人一人に情報端末がありどこかとつながっているのにただひたすら意味があるのかないのかわからない情報を眺めているよりもっと建設的な活用をしたいじゃないか!と巷にあふれる情報端末を見ながら思った次第である。