密着👀誰かの一日｜QAエンジニアM星さん

2022年3月25日 11:44

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こんにちは！コドモンプロダクトチームの市川です。

採用過程の中でいただくことも多い「メンバーの具体的な一日の流れを教えてください」という質問。口頭では限られたパターンしか伝えられず、もどかしく思っておりました。密着！誰かの一日シリーズを通して、いろんな開発チームメンバーのいろんな一日を切り取っていきます。

本日の密着対象は……

コドモン開発チームのQAエンジニアM星さんの「プロダクトの品質担保のために手広く動く一日」です！

タイムライン

9:00 ｜ 🌞 勤務開始
9:30-10:00 ｜🗣 チェックイン
10:00-12:00 ｜ 🖥 PHP Unit実行をCIに組み込む
12:00-13:00 ｜ 🍙 昼休み
13:00-14:00 ｜ 🗣 検証端末の選定MTG
14:00-17:00 ｜🖥 検証端末の選定
17:00-18:00 ｜ 🖥 モブ読書会：ソフトウェアテスト技法
18:00 ｜勤務終了

ある機能担当チームにQAとして所属しつつ、そのチーム外でも品質担保のためのアクションを幅広く担当しているM星さん。

この日は、チームメンバーとのペア作業よりは、M星さん単独で集中して進める作業が多い一日でした。

9:00 ｜ 🌞 勤務開始

朝食の片付けをしたあと、ダイニングテーブルの真ん中に仕事用のモニタをどかんと置いて勤務開始！
仕事用に別の机を用意すると部屋が狭くなるので、大きめのダイニングテーブルで食事も仕事も全部まかなっています。

9:30-10:00 ｜ 🌞 チェックイン

所属するチームのチェックインに参加します。
M星さんはチームのタスクを行う傍ら、開発全体に関わるその他のタスクをこなしています。そのため、チェックインで他のメンバーの進捗状況などを確認した上で、その日どう動くかを決めています。

今日は開発全体に関わるその他のタスクを進めることにしました。

10:00-12:00 ｜ 🖥 PHP Unit実行をCIに組み込む

コドモン開発チームがリプレイスを進める背景の記事にあるような事情で、コドモンのメインプロダクトは単体テストが少ない状況が続いていました。ようやく最近、チームによって差はあるものの、テスタブルな設計の範囲も少しずつ広がり、単体テストで担保されたコードも増えてきたところです。

しかしながら、単体テスト実行がまだCIに組み込まれておらずコミット前の手動実行のみに頼る運用になっているため、この時間で、既存のCIタスクが設定されているGitHub Actionsに単体テスト実行のタスクも組み込みます。

M星さんは経歴としてもコードベースでの作業にすごく慣れているというわけではないらしいのですが、「つまずいても一つずつ問題をほどきながら解消していく過程が楽しい」「作業は私にとって簡単ではないけど、これができるようになったらみんなが楽になると思うと頑張れる」とのことでした。素晴らしいエンジニアマインド……👏

12:00-13:00 ｜ 🍙 昼休み

ダイニングテーブルからモニタを一旦床におろして、休憩に入ります。
モニタの位置が、いい感じに仕事のスイッチON/OFF切り替えになっています。
基本的に仕事中↔プライベートの切り替えが得意な方らしく、昼休み中はすっかり仕事のことを忘れてしまうそうです。
最近は「Pokémon LEGENDS アルセウス」で片っ端からポケモンを乱獲しているとか、いないとか……

13:00-14:00 ｜🗣 検証端末の選定MTG

ある目的のための検証用端末を選定しようという話があり、M星さんの方で選定作業を進めるための前提を関係者とすりあわせる場を設けました。このMTGでは、関係するメンバーに選定の目的や必要なことを改めてヒアリングし、選択肢のリストアップや選定観点の認識揃えを行います。

14:00-17:00 ｜🖥 検証端末の選定

先ほどのMTGで話した内容をもとに、端末選定のための表を詳細に整理します。整理しながら、端末製品のカタログではわからないことや終売予定などを必要に応じてメーカーに問い合わせたり、メーカーへの端末の貸与交渉まで行います。検証端末の選定作業がひと段落したら、「実際に検証としては何をするか」も洗い出します。

17:00-18:00 ｜ 🖥 モブ読書会：ソフトウェアテスト技法

M星さんが所属するチームで開催している読書会に参加します📚

この読書会は、最近のレトロスペクティブ（チームの振り返りの場）で「テストに関することをM星さんだけが引っ張っている状態で、他メンバーの知見ももっと増やしたい」という話が出たことで開催が決まりました。

この日はソフトウェアテスト技法練習帳を全員で開いて、本に載っている問題をそれぞれ考えてから全員で答え合わせし、気になることがあれば議論するという流れで進みました。

メンバーの解答を比較するとそれぞれの個性が出るので面白かったです。テストケースを多目に用意するメンバーもいれば、かなり割り切った判断をするメンバーもいました。しかし、本の解答例と全く同じになったことは一度もなかったので、「テストをどこまで作ったら正解か」という問いの奥深さを感じました……。

18:00 ｜勤務終了

ダイニングテーブルを支配していたモニタを片付けて、仕事のことを全部忘れます。

今日も一日お疲れ様でした！ここからはアルセウスの時間です！

終わりに

今日は「プロダクト機能のテストシナリオやケースを考えるなどの、ザ・QA業務」というより、広い範囲での品質担保のための業務の色合いが強かったM星さんの一日でした。CI整備のためのコーディング・情報整理・メーカとのやり取りなど、M星さんのスキルの豊かさを横から見て、改めてすごいなと思いました🍵

コドモン開発チームでは「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」していくべく、仲間を募集しています。気になる方はお気軽にエントリーしていただけると嬉しいです！