見出し画像

Arduino Uno R4 WiFiが来た!

これまでArduino互換のマイコンがメインだったCoderDojo西神に、Arduino純正のUno R4 WiFiが来ましたのでご紹介です。


特徴

このArduino Uno R4 WiFiの特徴はいくつかありますが、外観的に目を引くのは8x12のLEDマトリックスです。ここだけmicro:bitっぽいですが、より細やかな描画に使えそうです。

フォームファクタはArduino Uno R3と互換です。

CPU

ルネサス製の32bit ARMコアが搭載されました。3倍になったクロック数をはじめとして、よりパワフルに進化しています。心配なのはAVRの既存Arduinoとのバイナリ互換性です。マルツのウェブサイトに以下のような記述がありましたので、ご参考までに。

ソフトウェアは、Arduino APIを使用しているスケッチは基本的に互換性があります。ただし、当然ですがAVRマイコンの命令を使用したプログラムは修正する必要があります。

https://www.marutsu.co.jp/select/list/detail.php?id=1815

機能

その名の通り、WiFiとBluetoothに対応しています。ちなみに技適マークは無線モジュールにもArduinoの基板にも印刷されておらず、外箱に印刷されています。

永久保証

SwitchScienceで購入したところ、永久保証のラベルが付いてきました。詳細はこちら↓

触ってみた

まずはブラウザ版のウェブエディタでお試し。手順はArduino公式ドキュメントのページのSet Up Your Arduino Boardにあるプルダウンから「UNO R4 WIFI」を選択して「GET STARTED →」ボタンで表示されるダイアログで「Web Editor」選択して手順に従えばOK。

私の環境の場合、Create Agentプラグインがインストールされていなかったので追加でインストールしてエディタを開けばOKでした。USBケーブルでArduinoを接続してエディタ右ペイン上部のプルダウンで Aruduino UNO R4 WiFiを選択してプログラミング開始です。

左ペインのExamplesから「FROM LIBRARIES」を選択すれば、Arduino Uno R4 WiFiで使えるライブラリのサンプルコードが開けます。例えば、LEDマトリックスのサンプルであればLED_MATRIX (7)、WiFiであればETHERNET (13)を選択すればOK。

LEDマトリックスにハートを描画

LEDマトリックスを使ったサンプルコードはドキュメントとしても公開されています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?