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chl0e8
【詩】泣いたっていいんじゃね?
哀しい曲をきく。涙が出てくる。
あ、そうか、泣きたいと思っていたんだ。
いや、十分泣くに値するのではないだろうか。
この状況。いいんだ。いいんだよ。
老いた親がいう。また、友だちが亡くなった。
返す言葉もない。
老いた親がいう。老化で足が痛い。でも、最期までがんばる。
なぐさめの言葉もない。
いつまでも元気で生きていてほしいのに。
かくいう自分も老化まっしぐら。
歯茎が後退する。目がみずらくなる。耳が聞こえずらくなる。
自分にいう。しかたない。しかたない。歳だから。しかたない。
でもさあ、もし、これが10代だったとしたら。。
どうだろう。
泣いてもいいんじゃね?十分泣くに値する状況じゃね?
いいんだよ。そんなときは、泣いたっていいんだよ。
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