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天津飯ラボ11 清風楼@横浜中華街

 池波正太郎印で有名な当店、一般的にはシウマイと焼飯の店であります。私はどうも足を運ぶ機会が無く初回訪問。料理の撮影は禁止されているのでテキストのみでお伝えする。

 事前に調べたところではカニタマがうまいらしい。しかしながら天津丼とカニタマには大きな価格差がある、これは思いきって「上天津丼」ならばカニタマに近いものが載ってくるのではなかろうかと予想。

「上天津丼オナシャス‼︎」
当然のようにシウマイはいらんのかと聞かれた。¥2500の上天津丼で私の財布はギリギリよ。餃子のキング天津飯4つぶんとは豪勢な価格であります。

 たいていのメニュウに無印と上が存在し、特すら一部にはある。事前情報では無印と上には使われているスープから差があるらしい。上スープそばとか気になるなあ。美味しんぼの丿貫センセも言ってたけど真にうまいもんは値段評価無視なんよたぶん。高けりゃうまいて風潮は嫌だし、CP原理主義も嫌ですけどね。

 さて着丼、まさに丼であります。量が多い。
餡は見た目不透明な塩味だが…甘い!こんなスタイルがあるなんて!上湯スープ塩味に甘ったるくはないが、かといって薄くもないくらい甘味がある。初めての味だこれ。酸味は無し。卵はミディアムでコゲ目は強め、具材はとにかく具沢山という印象。ネギ、たけのこがさいの目切り、そして赤チャーシューとエビが喰らえ!てくらい大量に入っていてそれらから滲み出たダシが濃厚であります。白飯は少し硬め、「上」には添えスープに上用の塩スープとザーサイが付く(無印だった場合、無印用醤油スープと漬物ぽい)

 とにかく量が多い、天津飯のみで腹パンになるくらいで一般的な量の2人前弱くらいあるのではないか。白飯だけでなく卵も餡もちゃんと多いのであります。初見は高いと思ったがこの量なら納得、しかし何も言わないと「エビタマ」になる模様。メニュウを見るとカニタマとエビタマの価格は同じ、頼めばカニタマになるのかは次回以降の宿題である。その前に無印天津丼かなぁ。ちなみに当店は上ワンタン塩もおすすめらしい、今回付属した塩スープ美味かったんで期待できそうだ。


※上天津丼¥2500
清風楼
神奈川県横浜市中区山下町190

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