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天津飯ラボ⑧ 華香亭本店@本牧

本牧通りは11-15時路駐可能。鉄道誘致は失敗続きでありますがモータリゼーションにはノリノリであります。

表にはうなぎの川京あるあたりからちょい入ると趣ある店が現れます。

扉といい内観といいクラシック中華屋好きが涎垂らして失神しそうなほど良いです。
柱時計だったり中華置物だったりがすごくいい。ビールポスターなんか皆無なのがまたポリシーを感じるところ。椅子がけっこう好きなタイプです。大陸の茶館にありそうな洒落た椅子もありました。

味わいフォント

メニュウはなかなか精査するべきでしょう。巻き揚げなんか好物ですが中華街でも皆は出していませんし、ライス付きメニューも気になります。
「天津丼オナシャス‼︎あとモツネギ…」

本棚に鳥類の学習図鑑、「あたしんち」があったりパーペキであります。中華街なら楽園が雰囲気近いでしょうか、環境は日当たりといい風通しといい標高低い中華街とは別物な感じ。香港なら山頂側、リスボンならバイロアルト側。 

先にモツネギから。かなりしっかり茹でられたハチノスはクセがまったく無くふわっとした食感でねりごまベースでピリ辛味であります。たぶん2種類は使われている辛醬は自家製の類じゃないかと、唐辛子が既製品じゃない雰囲気出していますあとは水菜と生姜があえてあります。モツラーとしてはたまらん美味さですね。

閑話休題、着丼

丼提供…餡は紅焼系と思いきや和風の丼風が強く、酢や甘味要素はなし。餡量少なめに見えるが粘性低いせいか飯にしっかり染みている。卵は分類すればミディアムだが表面がしっかりコゲ目&クリスピーで中がレア気味。具材は具沢山タイプで長ネギ、タケノコ、チャーシュー、茹で海老2尾、白飯は普通くらいの硬さ、添えスープは醤油、嬉しいおしんこは自家製と思われ。

 モツはしっかり角の立った味だったのに比べ天津丼は優しめの味付け、クラシック中華のためか油の使用量は少なく感じます。
 時間の流れがとてもゆっくり感じられる店内はなかなかない雰囲気。飲酒込みで次回は訪れたいものです。


※天津丼¥880
 餡:だし醤油(粘性低)
 卵:ミディアム コゲありクリスピー
 具材:長ネギ、タケノコ、チャーシュー、エビ
 白飯:標準
 添えスープ:醤油
※おしんこ付き

華香亭本店
神奈川県横浜市中区本郷町3丁目64

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