遊戯王OCG非公認大会「太陽CS」6-1優勝「エルドリッチ」徹底解説 vol.１アンデットワールド編

ひかブロ

2021年12月31日 16:12

皆さん、こんにちは〜ひかるです！

このnoteでは１２月２６日に行われた太陽CS個人戦にて優勝したエルドリッチについて幾つかの記事に分けて徹底解説したいと思います！

太陽CSでの構築と成績は以下のとおりとなっております。

太陽CS個人戦　参加者30名
予選
1.クラゲシャーク○○
2.60LL鉄獣戦線戦華○○
3.烙印鉄獣戦線○○
4.閃刀姫○××

トナメ
ベスト8. 60LL鉄獣戦線戦華○×○
準決勝.閃刀姫○×○
決勝.転生炎獣○×○

そして今回、徹底解説するカード「アンデットワールド」の採用理由について解説していきたいと思います。

1.アンデットワールドとは

アンデットワールドとはフィールドの表側表示モンスター及び墓地のモンスターは全てアンデッド族になり、お互いはアンデット族モンスターしかアドバンス召喚できないという効果を持つフィールド魔法です。

元々、このカードはアドバンス召喚を多用するふわんだりぃずメタとして屍界のバンシーと共にサイドデッキに入れていたのですが、様々なデッキと対戦する中で面白い発見があったので、今回メインから入れる事にしました。

2.アンデットワールドの採用理由

アンデットワールドの採用理由は大きく分けて以下の5つになります。
①ふわんだりぃずをメインから対策する事ができる
②群雄割拠やセンサー万別との相性の良さ
③屍界のバンシーの存在
④エルドリクシル系のカードのパワーが飛躍的に
上がる
⑤超融合で無理矢理盤面を捲れる

まず①のふわんだりぃずをメインから対策する事ができるですが、私の住んでいる地域ではふわんだりぃずのシェアが多く、関東でも数が多いと思ったので、メインから採用してマッチングしたら先攻後攻どちらでも勝てる確率が飛躍的に上がるだろうと思い採用に至りました。

太陽CSではふわんだりぃずとはマッチングしませんでしたが、朝霞杯の五遊祭(5人チーム戦)では初戦に当たり、アンデットワールドが強く刺さり勝つ事が出来ました。

ただ、ふわんだりぃずの下級モンスターは全てレベル1で統一されている為、LL-アセンブリー・ナイチンゲールをエクシーズ召喚して直接攻撃からの天霆號アーゼウスを重ねてくる動きをされる可能性があります。

その場合はスキルドレインで場のモンスターの効果を無効にしたり、群雄割拠でアセンブリー・ナイチンゲールやアーゼウスのエクシーズ召喚を阻止する事で解決します。

ふわんだりぃずに苦手意識のあるエルドリッチ使いの方はアンデットワールド+それらの永続罠を駆使すればメイン戦は先攻後攻問わずほぼ勝てると思われます。

続きまして②の群雄割拠やセンサー万別との相性の良さですが、アンデットワールド+群雄割拠という組み合わせをするとお互いのフィールドにはアンデット族しか存在できず、アンデット族以外のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができなくなります。

現環境でエルドリッチ以外のデッキに灰流うららや屋敷わらし以外のアンデット族のモンスターが採用されている事は少なく、この組み合わせが成立すればミラー以外の対面に対してほぼ何も出せなくさせる事ができます。

注意点は２つあって既にアンデットワールドが適応されている状態で群雄割拠を開いてもフィールドのモンスターが全てアンデット族になっている事から元々の種族が分かれているモンスターが並んでる状態だったとしても、墓地へ送れない事から群雄割拠で盤面を捲るのが難しくなるのと、アンデットワールドによって墓地のモンスターもアンデット族化しているので、死者蘇生などで墓地から特殊召喚するプレイには群雄割拠によって制限できない事です。

逆に言えば、こちらの紅き血染めのエルドリクシルや白き血染めのエルドリクシルでこちらの墓地のモンスターを何でも蘇生できるという事でもあります。

この事については後ほどお話します。

次にセンサー万別ですが、こちらは逆にお互いにアンデット族モンスターを墓地から蘇生する事はフィールドにモンスターがいない時以外はできなくなりますが、手札・デッキ・EXデッキ・除外からならアンデット族以外のモンスターを出す事は可能となっております。