[本]整理

学術書

ジャンヌ・ダルク

・満足度100%
ジャンヌダルクの大まかな人生と及ぼした影響などまさに求めていたものだった。
・読破回数(1)
ジャンヌダルクの大まかな人生と及ぼした影響、時代背景、ジャンヌダルクに行きつくまでの他聖女の話、火刑がいかにジャンヌの聖性を保つのに貢献したのかなど、ジャンヌダルクと彼女を中心としたフランスカルチャーを味わえる。

エンタメ(エッセイ、小説全般)

フラッシュ・クラッシュ

・満足度40%
システムを用いた高速トレードに関して読みたいのに中盤からのCFTCとSECの政府機関が行った取り組みに関する記述があまりに長くて断念。
・読破回数(0、154まで)
システムを使用した高速トレードで富を築いた個人投資家ナブのノンフィクション。ナブを主人公としながらも当時の市場を取り巻く新しいチャンス、規制に関する議論や取り組み、脱税に至るまで細かく書かれている。小説というより読みやすい報告書といった感じ。

地下室の手記

・満足度60%
ひねくれているとも思える思考と言葉遣いはまさに求めていた物だったがあまりに読みづらい。
・読破回数(0、P77まで)
著者の手記で基本的には自身や社会、他人に対する批判と思われる文章が書かれている。言葉遣いも書かれている内容も後ろ向きに思えるもの。ただしあまりに文間の繋がりが分かりにくい上に翻訳が悪いのか言いたいことがわからない部位が多い。いつか理解したい。

天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

・満足度100%
ロマンスやクライムサスペンスだけだと読み切れない僕ですが、これは毎回満足して読み切れる。
・読破回数
2回
ジャンルとしてはクライムサスペンスになりそうな本書は読んでみるとロマンス要素の方が強い。基本は主人公とヒロイン?のロマンスを追いつつ、サイバー攻撃を実行したり、警察に追われたりとクライムサスペンスの要素が登場する。この小説の上手いところはこのバランスであると思っており、特にハッキングなどの題材を扱うにしては裏切りや深刻な場面は多くなく、ロマンスでもすれ違いなども大きく傷つくような場面は登場しない。そのバランスが本書に「日常感」を与えていると思っている。

もう一度読みたい本

  • ジャンヌ・ダルク

  • 天才ハッカー安部響子と五分間の相棒

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