第1回ノートノベリスト詩詠み会(詩)

右手に炎が包まれるとき


あなたの右手に炎が包まれるとき 私は純度100%の酸素になろう


手のひらの炎が 勢いよく燃え続けられるように


あなたの右手に炎が包まれるとき あなたの手のひらを包み込む 盾になろう


手のひらの炎を 冬の嵐が吹き消してしまわぬように


あなたの右手に炎が包まれるとき 私はマウスになろう


身体伝いに あなたの思いを ディスプレイに表現できるように


あなたの右手に炎が包まれるとき 私はマウスパッドになろう


マウスのしなやかな動きを サポートできるように


あなたの右手に炎がつつまれるとき 私は水になろう


あなたの手のひらが 燃え尽きてしまわぬように



•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚


数年前に交流のあった、とあるブロガーさん。書きたい欲が高まることを「右手に炎が包まれたよ」と表現していました。

私はその言い回しが大好きで、そのフレーズを使って詩を書いてもいいか、と尋ねたらOKしてくれたので、書いてみたのが上の詩です。

「戦国時代の忠実な戦士からの決意表明文にも読める。三国志の桃園の誓いを劉備と果たした関羽張飛のよう」だとの感想でした(笑)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?