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時間を制限すると仕事は捗る

こんにちは。駆け出し社長の小寺です。
今日は時間と仕事量のお話です。

最近は在宅ワークが増え、生活のメリハリが付けづらくなっている人も多いかもしれません。家にいるからと、ついダラダラと過ごしてしまい、もうこんな時間、、、なんて経験は誰しも一度は経験したかもしれません。

時間と仕事量の関係性を示した法則に、パーキンソンの法則というものがあります。

パーキンソンの法則

パーキンソンの法則
第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

第1法則を例に出すと、本来なら30分で終わる仕事も、作業時間を2時間与えられると、2時間丸々使ってしまうというものです。

僕は極力「会議」というものを減らしたい人です。特に定例会議などは、気をつけなければなりません。なぜなら、議題のために設けられる会議のはずが、いつの間にか会議のために議題を作り出す、という状態に陥りやすいからです。会議のために会議している、というなんとも本末転倒な事態がおこります。

与えられた時間分だけ仕事を作り出してしまう罠にハマらないよう注意したいと常日頃意識しています。

また第2法則も、お金はあっただけ使ってしまう感覚は、みなさんもなんとなく感じているのではないでしょうか。

月収20万の人が「あと5万でもあれば生活が良くなるのにな...」と実際に5万収入が増えたとしても、その人はやっぱり与えられた給料では少ない!と感じてしまうようです。宝くじに当たった人が際限なくお金を使い続け、自己破産する例はよく耳にします。

このように、与えられた枠の分だけ、物事が膨張していくことをパーキンソンの法則と呼びます。ただ、解釈を変えてみると、人は制限されれば、その枠内で力を発揮することができる、と捉えることもできます。

制限することで仕事の効率は高まる

僕も昔は残業自由な社風の中で、わりと仕事を膨張させていました。終わりがないと、必要のないところに余計に時間をかけたていたと思います。

ただ、途中から自分の中に「定時で必ず帰る」という制限を設けることにしました。すると、時間が限られる分、日中の仕事を集中してこなせるようになり、結果、残業時間も使ってやっと終わらせていた仕事量が定時内で終わるようになりました。

更に、朝の30分でメールの処理をすべて終わらせる、次のMTGですべて議題を完了させる、など、制約を設けることで、1つ1つの物事に集中でき、仕事の効率は向上したと思います。
(ちなみに毎回のnote投稿も、30分以内に書き上げるようにしています。)

人生の区切りは自分で決める

学生の頃は、学校に時間割がありました。そして卒業という区切りがありました。今振り返ると、限られた時間の中で集中して学問やスポーツ、人間関係を学ぶトレーニングだったと思います。

ただ、大人になると時間割というものは存在しません。卒業もありません。人生の区切りは自分でつける必要があります。時間が限られていると認識するからこそ、時間をより大事にしようと意識できるはずです。そして限られている、という感覚は、自分の力づけになります。

僕の周りでも、偉業を成し遂げる人の中には、幼い頃に死生観に触れた人が多いように感じます。それだけ、時間は有限であり、貴重なものという感覚が人一倍強いのかもしれません。

在宅が多い今の時期だからこそ、だらだら過ごすのではなく、1つ1つに区切りをつけて、制限をエネルギーに変えていきたいですね。

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