照姫パスター

照姫まつりと豊島氏

毎年、5月連休前後に石神井公園近辺で照姫まつりが行われます。平安時代から室町時代まで関東で勢力を持っていた豊島氏が、太田道灌に石神井城で負けるわけですが、その時にお姫様であった照姫が三宝寺池に入水自殺したという伝説があります。

これに因んで照姫を中心とした時代行列が行なわれます。今年は第31回で4月22日(日)。
石神井公園には池が2つありますが、奥の自然が残っている方が三宝寺池です。
三宝寺池の周りには旧い石神井城の石垣の残骸が残っています。この静かな池の周りで500年くらい前に戦いがあったとは信じられません。ちなみに、その前には江古田・沼袋の戦いというのもあったそうです。

当日は、照姫を中心に豊島泰経、奥方、一族の武者の行列が石神井公園と駅の間を行進します。また、ボート池に面した野外ステージではいろんなグループの演奏やダンスもあります。

このあたりを拠点に活動してた豊島一族の栄枯を偲び、地元の歴史を思うのもよろしいのではないでしょうか。豊島一族の武者や城の名前は、今に残っていて興味深いものもあります。
(参考)
行列参加者(一族の武者)。赤塚氏、板橋氏、志村氏、滝野川氏、江戸氏など。
豊島氏関連の城
石神井城、練馬城、平塚城(北区上中里近辺)、小机城
(横田邦彦)

#練馬区 #照姫まつり #石神井公園 #豊島氏

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