つながるフェスタ2021オンライン開催サポート(視聴・配信)
練馬つながるフェスタ2021がオンライで開催され、その配信の様子を見学させてもらってきたのでご紹介します。
10:00〜機材配置
配信が行われた練馬ベースには11時ちょっと前に到着。すでに青木さんが機材一式の準備を整えておられました。
このあたりの機材や使ったアプリに関して詳しくはこの後の青木さんのレポートで説明してもらおうと思います。
11:00〜 区役所の方との打ち合わせ
今、紹介したのとは別のところにでっかいデスクトップが置いてあって、そこでZoomで区役所の方と事前打ち合わせ。配信用機材とは別に連絡調整用のチャンネルを用意しておくことは、とっても重要ですね。
しかも、ここで「打ち合わせ」ていたのは、区役所の方もUDトークの字幕修正のお手伝いをしてくれる、その修正方法についての「打ち合わせ」でした。役所の方も配信(Zoom)に参加する用のPCとは別にiPadとか用意されUDトークの字幕修正に参加するって、私的には「驚き」でした。練馬区では当たり前なのかな?
12:00〜 ぼちぼちスタッフがZoomに集結
配信開始は、13時からですが、当然事前にスタッフは集まって最終の調整とかやるわけです。でも実際には物理的に集まれない。そこで今回のオンライン開催では、Zoomの「ブレイクアウトルーム機能」を使い
(1)本番の配信用の部屋
(2)スタッフがあれこれ打ち合わせする用の部屋
とそれぞれ別に設けられていました。さらに
(3)ちょっと裏で打ち合わせできる部屋
として出演者とそのパートの司会者なんかが打ち合わせできるような自由に使える部屋が設けられていました。
このブレイクアウトルームを使って部屋を分けたのはとっても良かったです。配信用は配信用でいろいろ準備があるわけですし、一方でスタッフはいろんな調整が常に必要です。
今回の本番配信中も(2)スタッフ用の部屋では「ゲーっ、次の出演者がまだ来ない!」「じゃ、電話してみます。」とか「誰々さんがもうスタンバってくれてるから、順番繰り上げて、出てもらうことできますか?」「了解!」みたいな事件が何度か発生していました。
また、逆に出演者が自分の出番が終わると(1)から(2)に戻ってきて、スタッフのみんなから「お疲れ様ぁ〜!」って声をかけられたりしていて、良かったです。
13:00〜 いよいよYouTube配信開始!
本番前は練馬ベースにも緊張が走ります。特にUDトークの修正スタッフはZoom上に顔を見せているわけではなく、完全な黒子なんですが、「あれ!UDトークの画面に入れない!」とかちょっといろいろトラブルも発生して直前までドタバタしていました。ドタバタといってもこれはSlack上の無音のテキストのやり取りで、そんなところも私のようなIT素人には「驚き」でした。UDトークスタッフとなんか別に音声チャンネルとか設けておけばよかったのかな?
14:00〜 動画投稿団体の簡単な紹介
今回のイベントでは、自分たちでZoomに入って生?で出演した団体以外に、生出演はできなかったけど事前に「動画を作成」して練馬区のつながるフェスタ専用サイトにアップした団体がいくつもありました。その紹介がありました。「Zoomで参加」も素晴らしかったですが、「動画を作成」も各団体にとっては、とても良い経験(ITスキルのアップ)となったのではないでしょうか?
「会えないと何もできない」から「会えなくてもできることがある」っていうように思いや新たな活動が広がるきっかけになったらいいですよね。そのお手伝いをCode for Nerimaができたってことも素晴らしかったと感じました。
最後の区の挨拶でも言われていましたが、このオンラインイベントの意義というか大きな成果を感じました。
15:00〜 白子川源流、水辺の会「現地から中継」映像出ず、残念!
もともと14時35分から出演を予定していた「白子川源流、水辺の会」さん(白子川の現地から出演)とのZoomがなかなかうまくつながらず、出演時間を後ろに倒して(別の出演者に繰り上がってもらって)いろいろ調整しましたが、結局「音声だけ」の出演になってしまいました。
現地の機材の問題だったのかもしれませんが、こういうところ(出演者によって機材や通信環境がまちまち)が今後の課題ですね。
でも、屋外からZoomに参加するって、とっても素晴らしいアイデアだと思うので、来年はぜひ予行練習もやって実現していただきたいです。
太鼓のグループも「いつもの練習会場」からの出演でとっても良かったですし、次回は是非もう1チャンネル「舞台」を設けて、演奏や演技なんかもZoomに載せてもらいたいところです。
16:00〜 「オンライン開催とつながるフェスタの未来」のお話良かった!
最後に協働推進課の鴨志田係長と千葉実行委員さんが今回のオンライン開催の意義などをお話されました。あんまりじっくり観ていられなかったのですが、とっても良かったです。
そして今回のオンライン開催が成功したキーになったものの1つが41ページに渡る「進行台本」だったと思いました。オンラインではありましたが、きちんとした「進行台本」があり最後の「締め」が用意されていて、観ていた人たちがじっくり話を聞けたことが、なんかオンラインならではの良さだったように感じたのです。(これが実のイベントだったら最後の役所の挨拶なんてみんなあまりちゃんと聞いてないように思うんですね。)
16:20〜 無事に「つながる動画」も終了
今回のオンライン開催では、途中でいったん映像を止めなきゃいけないようなトラブルも生じましたが、なんとかほぼ予定した時間どおりに終了しました。
最後にこうしたオンライン開催で重要なこととして「障害発生時のリカバリーする能力」と「障害発生時にも冷静な司会の志寒さん」を挙げておきたいと思います。障害が発生したときの青木さんのリカバリーの速さは驚くべきものがありましたが、プラス、画面に出演している側も「まったく動じない志寒さん」のおかげで落ち着いて配信再開を待てたように思います。
私は自分のMacBookで(A)YouTube中継と(B)スタッフ用のZoomブレイクアウトルーム画面を見続けていたのですが、(A)の実際の視聴者の立ち位置を常に確認して、視聴者が「落ち着いて見ていられる」画面を提供することも大切だなと感じました。
以上
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