【超獣理論値列伝】Part25 《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》
第二十五回、今回のお題は《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》。私はお前を待っていた様な気がする! と言うわけで早速見ていこう。
頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st
種族:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ビーストフォーク號/ドラグナー
コスト9 文明:光/自然
・EXライフ
・ブロッカー
・Wブレイカー
・超次元ゾーンからコスト6以下踏み倒し+EXライフに楯5枚を追加
・マナゾーンのカードを全色に染色
パワー:11000
化け物です。化け物です。そして私にとっては救世主の様なカードでございます。
基本スペックとしては、超次元からコスト6以下を引っ張ってきて盾を5枚追加できる光文明のブロッカー。この時点で死ぬほど強い。光文明のブロッカーなので《ヘブンズ・ゲート》や《闘門の精霊ウェルキウス》などのブロッカー踏み倒しに対応、コスト9の光のクリーチャーなので《九極の侵略者G.O.D.》や《ルシファー》に対応、ドラグナーなので《「助けて、モルト!」》にも対応、ディスペクターので《神徒メイプル-1》や《霊宝ヒャクメ-4》などでササゲールをして出すのにも対応しており、出す手段は多彩。
そしておまけの様に付いているマナの染色もあって困る物ではなく、超次元ゾーンから《ボアロアックス》を引っ張り出した時にはコスト5以下の全てのクリーチャーを踏み倒せる様になるため、寧ろシナジーがあるくらいである。
ここからは何と組み合わせるかの話。筆者silicaの場合はといえば《超龍素要塞エビデシュタイン/ν・龍素王Q-END》と組み合わせる。コイツは、コスト5の水のフォートレスである《エビデシュタイン》を踏み倒す手段としては最も使いやすいのである。これ以外では《超次元パンドラ・ホール》《ν・龍覇メタルアベンジャーR》などがあるがいずれも踏み倒し難い上に《Q-END》の呪文連鎖能力を中軸にしたデッキに於いて役割が《エビデシュタイン》の踏み倒し以外に無く、龍解条件の達成にも遠い物である。に対してこれは、《ヘブンズ・ゲート》から《イエス・ザナドゥ》《エメラルーダ》などと共に踏み倒すことで、呪文を3回唱えると言う龍解条件をひどく容易に達成できる様になる。
具体的な算段としては、《ヘブンズ・ゲート》で《ムザルミ・ブーゴ》と《イエス・ザナドゥ》を踏み倒し→《イエス・ザナドゥ》の出た時効果で墓地から《ヘブンズ・ゲート》を釣り上げて《エメラルーダ》と《月と破壊と魔王と天使》を踏み倒し→《エメラルーダ》の能力で《ザナドゥ》効果で盾に埋め込んだ《ヘブンズ・ゲート》を暴発→《ムザルミ・ブーゴ》の効果で《エビデシュタイン》を超次元ゾーンから踏み倒し盾を5枚追加。この時点で《エビデシュタイン》の龍解条件は満たされて、ターン終了時に《Q-END》へと龍解。同時に《月と破壊と魔王と天使》のターン終了時ブレイク効果で《ムザルミ・ブーゴ》のEXライフをブレイクしてやれば、その盾に埋まっているSTを暴発させてQ-ENDのコンボへと向かうことができる。《ムザルミ・ブーゴ》をループさせて同期のドラグハートを龍解させても良いし、盾追加で山札が削れることを利用して無限EXターンループを組み上げても良い。なんでもやり放題です。
それ以外では、《審判の彩り喜望》との組み合わせも面白いかもしれない。《ヘブンズ・ゲート》からコイツとセットで踏み倒せばGR召喚3回を確定できる。そしてカラーリングも白緑で噛み合いがあるので、なかなかにやりようはあるだろう。
素直に《砕慄接続グレイトフル・ベン》《霊宝ヒャクメ-4》などと合わせたディスペクター軸も悪くはない。超次元ゾーンを採用した方が出力は高いが、《テレポート・チャージャー》やパンドラシフトなどで置いたカードを引っ張り出すのも別に悪い選択ではない。
今回はここまで。次回は《極限龍神メタル》の予定。それでは。
つぎ
まえ