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リハコンあとがきVol.6

こんにちは!リハコン事務局です.

先日 リハコン×松山セミナー 第7弾が行われました.

今回のテーマは

【上司と部下の分かり合えない“時間”の価値観】

誰しも1日は24時間ですが,時間のとらえ方や,その価値は異なります.今回は“時間”を中心に,上司と部下の関係性,タイムマネジメントについて議論が深まりました!!

その一部を記事として公開させていただきます.
今回も,質問から展開していきましたので,Q&Aのような形で紹介していきます.

Q1:上司の立場から,部下に“何をしているかわからない”と思われているときにどう対応したらよいのでしょうか?

という質問でした.これは双方の立場からで,あるあるの内容ではないでしょうか.上司が何をしているのかわからない,一方で上司の立場では部下が理解してくれないということですね.

結論として
A:部下にすべてを理解してもらう必要はない,ただし信頼してもらうことが必要.

に集約されていたように思います.先生方も同じように問われたことがあったようです.しかし,マネージャーの仕事は,目には見えない問題を解決し,説明できない仕事をしているということでした.

ふむふむ,,では目に見えない仕事?説明できない仕事とは??
と疑問ですが,その例も教えていただきました.

電子カルテの運用,メンテナンス,データベース構築,計画書様式,勤怠管理,他部署対応,苦情対応・・・などなどです.

なるほど,確かにこのように働く上での枠組みや,運用,調整役がいないと業務がうまく回りませんね.

別の観点として,リハ職は誰に何単位予約が入っていて,今何をしているのか,1日のスケジュールが見える化されている場面が多く,それに慣れています.しかし,他業種,業界ではだれが何をしているか,ここまではっきりとしたスケジュールが明確化はされておらず,その点で特殊な面があるとのことでした.

このような点を踏まえて,Q1を解決するには,マネージャーが行っている業務のすべてを理解してもらうのではなく,目には見えない仕事をやっているということを,知ってもらう,理解してもらうことが必要とのことでした.

続いて,
Q2:プレイングマネージャーとして時間管理をどのように行えばよいでしょうか?

これに関しては,,
A:プレーヤー業務,マネージャー業務に分類し,それぞれの優先順位を立てた上で,上司の合意を得て時間管理を行う

業務を洗い出して,優先順を立てる,当たり前のことですがタスクが目の前にたまると,当たり前ができなくなってきますよね.その上でさらに,上司と相談しコンセンサスを得ることがプレイングマネージャーとして重要とのことでした.

具体的にはこれをやると,一方があふれる,ということを伝え,相談した後に時間管理をしていくことが重要とのことでした.特にマネージャーの仕事は見えないからこそ,どれほど重要なのか自分にしかできないことなのかを可能な限り見える化して,上司に理解してもらうことが必要とのことでした.

さらに,プレーヤーとして単位取得を求められる中,管理業務にどれほどの時間が必要なのか,それによる成果を提案する見せ方と工夫が必要とのことでした.短期的にわかりやすい結果(数値)は誰でも可能ですが,中長期的な視点で,ここから数年間効果が持続する,というようなレバレッジの利く仕事であることを説明し,提示するとことが,単位を取る時間を削ってでもマネジメントに充てる時間をもらうために効果的と,コツまで提示していただきました.

このほかにも非常に多くの質問をいただいており,相談する場所が少ないマネジメントの悩みを解決する場になっております.直接質問も可能ですし,事前に質問事項をお尋ねしますので,疑問をぶつけていただけたらと思います.

来月も開催予定ですので,ぜひご参加ください!!

最後まで読んでいただきありがとうございます!!
ではまたお会いしましょう!!

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