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polyhedra

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【孤高】 私の真髄をテーマにした無料記事です。
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2019年9月の記事一覧

孤独も成長する。寂しいという孤独から自由になりたいという孤独に。

自分の中にある何かを手に入れたいという感情がどうしても好きになれない。汚いと思ってしまう。でもそんな泥だらけな姿が美しいとも思うのだろうか。 一歩引いたところがわたしの定位置だと思っている。 好きな気持ちの伝え方からわたしらしさを感じて欲しい、人に合わせることはいいことだけど時に自分の感覚を失うから怖い。 同じものを人が欲しがればすぐに譲るような子供だった。 孤独も成長する。寂しいという孤独から自由になりたいという孤独に。自由の次は何だろう。無という孤独の前に何かがある気がす

ある日の夢の話

太陽みたい そんなこと言われるなんてあの頃の私は思ってなかっただろうな 空高く飛ぶ そこは世界中のどこか 下を見降ろし 端っこに見つけたのは 白浜の上に広がったブルーシート そこから手を振る白髪のおじいさん タンクトップに短パン 大きな声で自由を叫ぶ その人は皆のリーダー 綺麗な海の中浮かぶゴミたち 上部を泳いでいる そこで出逢った二頭の小さな鯨 あんなに怖かったのに いつの間に平気になったのだろう そう呟いた 込み上げてくる 自然に零れ落ちたもの その名は悲しみ? 頰を伝う

空っぽな私を、抱かないで

見つめ合いわかる瞳の色は 言葉で作られる約束よりも 心に近い気がしていたんだ 脆いと知っているからこそ 慎重になって涙を堪えてる あなたの中身を撫でるだけ 抱きしめなくたっていいよ ここにある繊細な気持ちを 大切に、見守っているんだ 物事の定義から逸れてみる 物事の常識から離れてみる 感じるままに行動すること 時に人を傷つけてしまうね 流れていく時間を傍観する いつまで続くかわからない 難しい話はまた今度にしよ やけに響くのはそんな言葉 いちいち喜んで悲しんでさ 痛みは我慢し