人は外力で中々変わらない
「それ、水族館が楽しいだけだよ」
友達の友達に薄々気付いていたことを言葉にされた。
元々、気の置けない関係ってだけで、「好き」という感情はなかった。結婚したら毎日楽しいだろうな、とか、楽だろうな、くらいに思っていた。
卒業式後、離れた大学に行くって聞いた後に告白された。でもその時の私には、付き合いたい人がいた。その人からも告白されてた。
考えたのち、付き合いたかった人を断って、結婚したかった君からの告白を了承した。
ドリカムの「あなたといる私が一番好き」で決めた。君が他の人と付き合うのも嫌だった。
会ってる時は楽しかった。
が
会えない時は不安だった。
月一回、向かうのはいつも私。
どこに行くか決めるのもいつも私。
好きなのも、私だけ?
あれ?先に好きになったの君では??
以下私の思考経過。
1週目 デート!楽しい!好き!大好き!
2週目 楽しかった〜あれ?楽しかったの私だけ?
3週目 あれ?好きなの私だけ?
4週目 来週を楽しみにしてるのも私だけ...?
「別れよう」の5文字が言えなかった。
散々泣いて待たせた挙句、君が言ってくれた。
後の2年間、3人と付き合っても君を忘れられなかった。
君との2年間を他の人では埋められなかった。
熱がすーっと冷めたのは、共通の友達から{君が私のお気に入りの財布を捨てた}と聞いた時。
私が好きになったのはそんな人だったっけ。
あの頃は別れたことを「距離のせい」にしていたけど、距離が近くとも私達の辿る道は同じだったように思う。
ただ、別れを早めただけ。そうでしょう?
私はいつ何時も愛されたかった。
君は会ってる時を楽しみたかった。
今なら言える。
人は外力で中々変わらない。
自分が変わった方が、早い。
(=諦め=別れ)
デートが楽しいのは私のプランが素晴らしいからです。
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