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#世界は贈与でできている【読書メモ】

珍しく、少しずつ読み進めました。

読み進めるうちに、私自身が既に贈与を受け取っていたことに気づいてしまいました。
後書きのひとことに思わず涙。

以下、読者メモ。

お金では買うことのできないものおよびその移動を、「贈与」と呼ぶ

大切な人たちと出会い直す

贈与とは、モノを「モノではないもの」へと変換させる創造的行為

市場での交換は、等価交換が1ターンで瞬時に終わる

贈与は受け取ることなく開始することはできない

等価交換は計算可能
贈与は計算不可能
計算可能な贈与は偽善

等価交換を贈与と言い張る=自己欺瞞

プレヒストリーなき贈与は必ず疲弊する

「仕事上の知り合い」とは友人関係になりにくい=互いを手段として扱うからです

割に合うか合わないか

自分のことを手段として扱おうとして近づいてくる人を信頼することができない

信頼は贈与の中からしか生じない

周囲に贈与的な人がおらず、また自分自身が贈与主体でない場合、僕らは簡単に孤立してしまいます。

「助けて」という声は甘えではない

誰にも迷惑をかけない社会とは、自分の存在が誰からも必要とされない社会です

申し訳なさやうしろめたさを、金銭と交換させてしまった

「自分がやらなければならない、と気づくこと」つまり使命の直覚

「感謝というレスポンス」

贈与に祈りをこめる

贈与はいつかどこかで「気づいてもらう」必要がある

あれは贈与だったと過去時制によって把握される贈与こそ、贈与の名にふさわしい。

僕らは受取人としての想像力を発揮するしかない。

言葉には意味がある
意味は言語ゲームの中にある

言霊

他者と共に言語ゲームを作っていく

「常識を疑え」を疑え

アノマリー

何かが「ある」ことには気づけません

世界と出会い直す

正しい言葉は、正しい文脈を必要とする

維持し続ける

支え続ける

アンサング・ヒーロー(陰の功労者)は、自身の贈与が一切気づかれないことを望んでいる

純粋な自然の贈与を受け取ると、誰かにシェアしたくなる

シェアせずにはいられない

贈与を受け取った人は、メッセンジャーになる

贈与は市場経済の「すきま」にある

金額以上のものを受け取ってしまった
健全な負債感

不等価交換

贈与は与え合うものではなく、受け取り合うもの

届いてしまった手紙を読み解く能力、それが想像力

受け取っていた贈与に気づいてしまう、そんな本になったらいいな、と祈っています

日々の些細なことを記録し留めるためにnoteを活用しています。