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#行政とデザイン【読書メモ】

冬休み怒涛のななめ読みもこれでひとまず読み納め。
昨年code for japan summit 2019において「行政職員はサービスデザインの夢を見るか」というパネルディスカッションでグラフィックレコーディングさせてもらってから、サービスデザインに興味持って手に入れたまま積読にしてた本です。まだあまり頭に入ってないので、もうすこししっかり読みなおそう。

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公的機関は「厄介な問題」に取り組むことにあまり乗り気でない
デザイン思考は、人々をコンフォートゾーンから連れ出すことで創造性を育む環境をもたらす可能性がある。一方、組織が直面する政治的、財政的、文化的状況にも対応しなければならない。
「理解」「共感」「アイデア創出」「プロトタイピング」
「共創」と「学び」のアプローチ
チェンジマネジメントの5つの型
ネゴシエーション(権力)
経験的理解(認知)
学び
動機づけ
有機的
不確実性を許容すること
学習能力を認めることで別の考え方を促すと同時に、1つの考え方に固執しない寛容さが生まれ、それによって抱えている仕事を一度に終わらせることができる。
連携形成スペクトル
ディレクション型
パートナー型
ファシリテーション型
連携をデザインする
公的機関の連携担当者「バウンダリー・スパナー(越境的行動者)」
社会課題へのアプローチを成功させるうえでデザイナーは必ずしも公的機関に雇われる必要はない。
自らの関心や内発的なモチベーションに従って行動する自律的なプレーヤーである。
「正しいやり方をする」のは、必ずしも「正しいことをする」という意味ではない。
現実世界に両足を入れている
バウンダリー・スパナー
=コミュニティーワーカー、訪問看護師等
→社会の中で個人や集団が健康で安心して暮らせることに全力を注ぐが、システム指向でない。
→重要な専門家であるが組織とのつながり希薄
公的機関と現実世界に片方ずつ足を入れている
バウンダリー・スパナー
=ステークホルダーマネージャー
リーダーシップとは、
自己の力の源泉がどこまでかを知り、
その力を分かち合う能力のことである
中核的価値観(コアバリュー)としての信頼性
プロトタイピングから生まれる脆弱性
想定すべき失敗は何か、それらを許容できるかどうか、政治的あるいは社会的な観点から検討
ルール1.リスクと不確実性を区別する
プロトタイピングが扱うのは、不確実性
ルール2.良い失敗と悪い失敗を区別する
良い失敗は、提案が及ぼす不確実性について洞察をもたらす
ルール3.政策的な実現可能性を検討する
提案を実行できるようにするには、時間、費用、役割の観点から何が必要か。リソースは整理できるか。組織の人々は、その提案を実施あるいは促進すること、意欲があるか。
デザイナーと行政組織の関わり方
1.デザイン専門家として行政組織に外部から関わる
2.デザイン専門家を行政組織内部に登用する
3.公務員がデザイン教育を受けてデザイナーを名乗る


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