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マインドフルネス実践✨草花、自然へ目を向けると生きることが楽になる

マインドフルネスという言葉はご存知でしょうか?
近年よく見聞きするようになった言葉とは思いますが、聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんね。

マインドフルネスとは、過去や未来ではなく、今・ここで起きていることを体験し、ただ目の前に集中する状態をいいます。

人は悩んでいるとき、過去にとらわれていたり、未来を心配していることがほとんどです。
そこで、目の前で起きていることを実感として、「今・ここで」感じていることを大切にしていこうとしました。
これが第3世代といわれる新しい心理療法、マインドフルネスです。


しかし生きていて、悩まずに生活していくというのはなかなか難しいですよね。

そこで私は、「草花、自然へ目を向ける時間をつくりませんか?」と提案します。



観葉植物を育てていると、植物は日々変化していることを実感します。

水をあげてすぐの日は、ハリとツヤのある葉っぱを見せてくれますが、日がたつにつれくすんだ色に変わってきます。
やがて葉にしわが出たり、反ったり、全体がくたっとした時は「水が欲しいよ~」というメッセージ。

植物にも代謝というものがあり、古い葉は老化で黄色くなり、やがて枯れていきますが、代わりに新しい芽を展開してくれます。

丈夫で育てやすいのはポトス。水やりの頻度が高くオシャレなものがいい人はシュガーバインをおすすめします。


町を歩いているときは、ふきのとう・つくしに心を躍らせ春を実感し、
菜の花と桜のコントラストが春の到来を大々的にお知らせしてくれます。

春の雨で花びらを落としたら、山全体が新緑を迎え、光るような緑を見せてくれます。

あちらこちらに咲き誇るツツジ、アジサイ、ハナミズキ・・・。

秋は紅葉をみて、「今年は寒暖差がしっかりあったから、色鮮やかだね」
「今年は紅葉がいまいちなのは、過ごしやすい気候だったからだね」と実感する。

冬は南天やネコヤナギを愛でて寒さをしのぐ・・・。


そういうふうに、四季を通して姿を変えていく植物を観察していると、不思議と目線は「人」や「自分」に向かず
「今・ここで」起きていることを実感できていませんか?



「過去や未来ではなく、今・ここで起きていることを体験し、ただ目の前に集中する状態」と言われても難しいけれど、
四季折々の植物の魅力を楽しみながら過ごしてみませんか?