カウンセリングスペース ココロおき楽〜沖縄の片隅にいる心理師のカウンセリングマニュアル〜

沖縄県にあるカウンセリングルームです。 臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士が運営し…

カウンセリングスペース ココロおき楽〜沖縄の片隅にいる心理師のカウンセリングマニュアル〜

沖縄県にあるカウンセリングルームです。 臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士が運営しています。 認知行動療法を専門にしており、小中高校のスクールカウンセラー、公的機関、一般の就職支援など外部委託を受け支援しています うつ病や不安障害の治療に長く携わり、治療実績があります。

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職場のストレスを扱う際のカウンセラーの基本マニュアル①〜ストレスに関する基礎知識編〜

 平成30年厚生労働省「労働安全調査」によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じることがある労働者の割合は58.0%と報告されています。  実際に当カウンセリングルームの相談内容の多くが職場のストレスを主訴とした相談が多いです。  講演やカウンセリングでも”ストレス”を扱う機会は非常に多く、現代社会において健康でいきいきと過ごしていくためには”ライフ・ワークバランス”を整えるために、ストレスマネジメントに関する知識を持つことはとても重要なこ

    • カウンセリングとひきこもり支援〜ココロおき楽が目指すひきこもり支援〜

      こんにちは。 カウンセリングスペース ココロおき楽の臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士の脇です。 当施設はカウンセリングルームと民間リワーク施設を持っており、南風原町と首里久場川の方で事業を行っています。 カウンセリングルームについて  私は小学校、中学校、高校、大学といずれの場所でもスクールカウンセリングを行いながら、市町村教育委員会からの委託を受けて心理検査(次年度の支援学級配置のための心理検査)や就学支援委員会メンバーとして先生方とも意見交換をして児童・生徒の

      • 教育現場の問題を扱う際のカウンセリングの基本マニュアル〜不登校編〜② 

         前回から長く時間が経ってしまいました・・・    前回の①では、最近の”不登校”の傾向と【”学校に行くメリット”と”家にいるメリット”の比較】についての私見をお話させていただきました。  今回は、不登校に関連するカウンセリング場面でよく提案するアプローチ方法について書いてみたいと思います。  学校で受けるストレスは本当にその児童それぞれだと思います。『うるさい環境がつらい』『勉強が分からなくてつらい』『人がたくさんいる環境が苦手』『担任の先生が苦手』etc…. 同じ困り感

        • 教育現場の問題を扱う際のカウンセリングの基本マニュアル〜不登校編〜①

           ココロおき楽では、不登校のカウンセリングも多く受けています。出向先であるスクールカウンセラーとしても相談の7〜8割は”登校しぶり”、”不登校”の相談を占めています。  『不登校』とは、『何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席したもののうち、病気や経済的な理由によるものを除いたもの』と定義されています。  平成30年のデータでも小学生で44841人(全体の0.8%;前年比28%増)

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        職場のストレスを扱う際のカウンセラーの基本マニュアル①〜ストレスに関する基礎知識編〜

          初回面接で大切にしていること

           お久しぶりの投稿となってしまいました。3日坊主傾向のあるココロおき楽の代表臨床心理士です。  事務所の移転も無事行え、GW明けから再開しております。移転前よりも予約をたくさん頂いており、嬉しく思っております。  本日はココロおき楽の面接に来てくださった方との『初回面接』についてお話させていただきたいと思います。  本カウンセリングルームは、”精神科はハードルが高くて行きづらい”、”誰かに話を聞いてもらいたいけど、友人や家族には言いづらい”などの『見えない壁』をできるだけ取

          職場のストレスを扱う際のカウンセラーの基本マニュアル②〜心理学的ストレス理論とセルフケア〜

          前回、【職場のストレスを扱う際のカウンセラーの基本マニュアル①〜ストレスに関する基礎知識編〜】では、ストレスマネジメントの講演でほぼ毎回お話させていただく基本的な内容について取り上げました。 今回は”心理学的ストレス理論”と"セルフケア"を取り上げて、もう少し実践的な内容にしたいと思います。 【心理学的ストレス理論】とはとても有名な理論で、R.S.ラザルスが提唱したものです。  【心理学的ストレス理論】では、ストレッサーを「ストレスか否か(有害か否か)」を認知的評定を行い

          職場のストレスを扱う際のカウンセラーの基本マニュアル②〜心理学的ストレス理論とセルフケア〜

          これから心理師のマニュアル公開します 〜カウンセリングルーム紹介編〜

          沖縄県にある『カウンセリングスペース ココロおき楽』の代表の脇龍平と申します。 こちらのnoteでは、私が普段カウンセリングで実施している理論や方法などのマニュアルを公開して行く予定です。 これまでたくさんの方とお会いしてきましたが、”解決できるはず”の精神的な問題に今現在も苦労されている方が多いと感じています。            もちろん、全てがキレイに解決できるはずもなく、家族の関係性や生活状況など様々な要因が絡み合って問題が維持されているケースも本当にたくさんあ

          これから心理師のマニュアル公開します 〜カウンセリングルーム紹介編〜