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BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 感想6 #10 〜うたう きみに届くまで〜

このブログを読んでくださっている方、こんMyGO!!!!!
予告通り#10一本勝負の回です。

ついにここまで来ました。
このBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の感想記事を書こうと思ったのもこの#10の感動を文字にして残しておきたいという思いもありました。
普段アニメに限らず、何かを見て感動して涙を流すということはあまりない性格なのですが、この回はダメでした。
それはもちろん、物語が感動的であることが一番であるのですが、
それ以上に映像・声・音響を持って感動が殴りかかってくる。
そんな話だと思ってます。

今回は余談は短めに、早速本編に行きます。

今回もネタバレ全開でいくのでお願いします。



#10 ずっと迷子

バラバラになってしまったバンドメンバー。
気持ちがまとまらない中訪れたプラネタリウムで、燈は初華と出会う。
「詩(うた)って伝わる気がするよね」

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 公式HP ストーリーより

終わった

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

#9での惨状。
それは立希の”終わった”がその結末をよく表しています。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

CRYCHICでの失敗。
それでもバンドへの熱を忘れることができない少女には、

失敗したら、次は失敗しないように頑張れば良いと言ってくれた人がいた、

BanG Dream! It’s MyGO!!!!!#1より

自分の歌が好きと言ってくれる人がいた、

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #5より

よく分からないし、少しその時は怖かったけど自分を面白いと言ってくれて慕ってくれる人がいた、

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #4より

今度は終わらないと背中を押してくれた人がいた、

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #7より


そんな居場所が本当に暖かくて大好きだった。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #4より

そんな居場所を作るため、そんな居場所を守るため今度は必死に頑張った。
それなのに

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

全部失くしてしまった。
また一人ぼっちになってしまった。

失いたくない、忘れたくない、なのに壊してしまった。
大切だって今回は知っていたのに、結局大事な時に手を離してしまった。

後悔が、ずっと自分を支配する。
自分が情けなくて、嫌いになる。
気持ちを変えようとノートに文字を連ねるだけでまた心が痛む。

何をしても胸の鼓動は弾まない。
また、バンドをやる前に戻っただけのはずなのに、
何故だかバンドに関係ないことまで全てが味気なく感じる。

ここまで書いてしまうと感想より、ただの解説なのではとも思いますが、
その全てが描写されているのではなく、でもただの憶測ではなく、燈の表情や背景で流れる音がそれを台詞に補完させて視聴者に伝えていると思いました。
OPの壱雫空もない。その代わりにあるのは燈の悲しい叫びのモノローグ。

今までの燈の迷子は正解は分かっていても踏み出せないで迷う迷子が多く、それを他者が支えることで踏み出すことができ、頑張れた。
でも、今回の迷子はそれとは次元が違う。
何をすればいいのかが本当に分からないし、支えてくれる他者もいない。
進む道に脚が向かないのではなく、進む道が見えないので歩けない。

そんな迷子の進む道を照らした偶然の出会いがありました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

三角初華との出会い。
これが燈にとっては運命と呼ぶべき偶然になりました。
星が好きという共通点で出会えた2人。

そこでの初華が燈に授けた言葉
「詩って 伝わる気がするよね」

少し余談になりますが、
今思うとあまり私の感想記事では登場頻度が少なかった初華。
初華もなかなか優しいながら癖があるキャラクターですね。
アイドルユニットの「sumimi」でギターと作詞作曲を担当しているキャラクターです。
しかし、#7の最後のシーンでは鏡に写る疲れた姿を見て酷い顔と口にしたことが印象的ですが、sumimiの歌詞の明るく前向きな思いと本心が一致していないように見えたのは私だけでしょうか。
詩を届けながら、本心では違う詩を心の中で反響させる。迷いがある少女。
それと同時に大切な誰かに詩で気持ちを届けることができた少女でもあるのでしょう。だから詩をうたうことの楽しさを知っている。
大切な誰かとは一体誰でしょうか?
やはり幼少期に短い時間ながらも星を眺めたあの少女でしょうか。
例えば一時的な別れの際に気持ちを詩にのせて届けたのか?
この話はきっといつかの未来、必ず語られるでしょう。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そしてこの「詩」なら言葉よりも気持ちを届けることができる。
これは一般的な考え方ではなかなか受け入れられないものでしょう。
しかし、燈には新たな視点を与えました。

燈は必死でバンドを守ろうとしたのに何故失敗したのか。
その答えはシンプルなものでした。
必要な時に必要な言葉が口に出せないからです。
これは#10でのモノローグで本人が語っていますね。

詩は言葉より気持ちを届けることができる。
これは少し言い方が正確ではありません。
正確に言い直すなのだとしたら、
「咄嗟の言葉よりも、考えて、悩んで、書きながら自分の気持ちを整理しながらの方が自分の気持ちが表現できる。」これが燈だったのでしょう。

この気持ち結構わかります。
喋りながら考えることって結構大変なんですよね。
自分の言いたいことがあるのに、タイミングを逃してしまうことや話したいことが話していくうちに趣旨がずれたり。
その一方、
書くことは結構メリットがあります
自分の言いたいことを頭で整理しながら、言葉を紡ぐことができるので間違えたら直せばいいし、何か違うと思えば消すこともできる。

私自身もその感覚は結構人よりあるタイプの人間で。
私は大学でデザインを学んでいる最中の人間なのですが、耳にタコができるぐらいには講師の方に言われていることがあります。
「デザインをする上で考えて何も浮かばなければとりあえず手を動かせ」です。
それはもちろん慣れによる技術向上の意味もあるのですが、それに加えてもう1つ意味があります。
考えて案が浮かぶなら何の問題もないのですが、残念ながら楽奈のように何でもかんでもすぐに思いつき、実践できる天才人間ばかりではないので、人は必ず悩みます。そして悩んだことを言い訳に何もしない人がいます。それが一番の無駄な行為です。何もしなかった人で終わってしまうので。
ポスターをデザインするなら何でもいいから描け。模型を作るなら何かを切ったりくっつけろ。椅子を作るなら椅子のデッサンやミニチュア模型をとりあえず模倣でもしろ。
その作業中に何か妙案が浮かぶこともあるし、浮かばなくてもその間に新しく学んだことがあれば自分の経験の引き出しが増える。

これは「書く」でも同じです。
「書いている時」は自分が「考えているだけの時」よりもどんどん伝えたい思いが溢れてくるのです。これまでの感想記事も結構アドリブで書いてある内容が多いのですが、それはただ考えて浮かんだ話よりも、書いてる最中にこれも話したいと思えたので書き足した話の方が圧倒的に多いからです
それどころか、文字にしてみたら自分の知らなかった本心を知ることができたということを経験した人は多いのでは?
さらに書いた内容が記録としても残るので一石二鳥です。
そういえば、#5でも迷子という言葉を口ではなく紙に書いて見せることで伝えていたので、書くという行為は燈にとって大切なコトなのかも。
手を動かすことで発揮される人の想像力は本当に侮れません。

燈だって言葉が浮かんでいたのに、それを口にできなかったわけではありません。泣くほどに離したくなかったものですから。言葉がその場で浮かんでいるのならその場で話しています。
でもその場で言わなくちゃいけないことがその瞬間は浮かばないのです
(正確には浮かんではいるけど、文章として整理しきれない)
モノローグで後悔の念を語れるのは少し落ちついて自由張に言葉を連ねながら、自分の気持ちを整理できたから。

話し合いでその場で気持ちを曝け出すことが苦手なら、事前に気持ちを整理して本当に届けたい思いを思い残すことなく伝えちゃえばいい。
書きながら、こうでもない・そうでもないと書いては消してを繰り返したその詩ならそれができるのではないか。

そのことに理解として気づいているかは不明ですが、迷子の燈の中に確実に光を灯しました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

何の確証も勝算もないけど、とりあえずやってみる。
これを誰かに教わるわけでなく、自然に行動できるのは#10で明かされた燈の心の強さです。
#5では自分のスキのためなら頑固になるのが燈と書きましたが、CRYCHICの時とは違い、スキのためなら何が何でも諦めない頑固さも追加されましたね。それほどに大事な居場所になっていたことがわかります。

同じ熱になれる者たち

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

詩を書いた燈。
それで終わってしまうと創作活動止まりです。
創作活動として歌詞を制作すること自体はすごいことなので、普通に十分なのですが、今の燈は創作活動をしたいのではありません。

燈の目的。それは、
「初華のアドバイスに従い、自分の気持ちを詩する
そして、それを届けたい人全員に届けること。
この気持ちが届けばみんなバンドに戻ってきてくれる。」
これが燈の計画です。

改めて文字にして並べてみると、
ほとんど無計画であることがわかります。
#11でそよも言及していますが、詩がメンバーに届くのかも、届いたとしてもバンドに戻ってきてくれるのかも、何の保証もありません。
というよりただのわがままですね。

でも、このわがまま個人的に大好きです。
「現代の若者は自己主張しない」なんて昔からよく言われる言葉で、
燈もそう言われてしまう側の性格の少女です。
そんな少女のたまにするわがまま。
たまにしかしないからこそ、本当に欲していることがよくわかります。

もともと、頑固で・拗ねがちな少女の大事なわがまま。
巻き込まれる側からしたら、面倒臭いことこの上ないのですが、
今回に限ってはその面倒臭さが逃げる・無視するという手段を完全に封じる最も必要なピースであることが#10を見ていくとわかります。

そして、わがまま少女が最初に声をかけたのは愛音でした。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

内心少し嬉しそうにも見えるのは気のせいでしょうか。
ただ、これで戻ってきてくれるならそもそもバンド辞めてない。
それに今まで無視しているので急には関係性を戻せるわけもない。
結局逃げられてしまいます。

横で演奏してくれれば、詩を聴いてもらえる(もしかしたら、そよ・立希も偶然聴いてくれるかも)計画はすぐに頓挫。

うーーん、どうしよう?

どうしたら詩を届けることができるのか。

読んでくださっている皆さんならどうしますか。
教室でうたう強硬手段にでるか、現代らしくSNSで詩を公開するか。

しかし、先ほどデザインの感想記事に全く関係ない余談の中で少し出てきたワードとして、経験の引き出しがあったと思います。
これは、人は知らないことを手段としては選べないという話です。
例えば、薬・病院という概念を知らない人が風邪になったとします。
この時の最適解は病院で風邪薬を貰い治療することですが、薬や病院という概念自体を知らないと熱が下がるまで寝るや頭を冷やすなど非効率な手段しか選択できません。この程度なら検索したらすぐに知れることですが、検索しても簡単に知れることばかりでもないですし、そもそも別解の存在を疑わなければ、検索するという行為すら行われない。だから事前に経験しておくことで必要な時に選べる状態にしておくことが経験の引き出しです。

燈の今回のケースも同じで、
燈は詩を誰かに届ける手段をただ一つしか知りません
それは、

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

ライブハウスでライブするです

楽器は打ち込みの音含めて一切無し。
ただボーカルが詩(知らない人からすればポエムに思うのかな)を朗読するだけのライブ。
これを必要であるなら頑張れると実行できる燈の強さはもちろん、このステージを許可したライブハウス側の度胸もすごいです。
ただ、思い出してみるとセットリストの順番を本番で全部変更した先輩たちがお咎めなしだったり、リハもぐだぐだなバンドが勝手に曲を増やして演奏するという出禁レベルをしてもお咎めなしどころかそのバンドメンバーをバイトとして雇い続けているので、基本的にバンドガールファーストが染み付いているスタッフが多いのでこれぐらい何の問題もないのでしょう。

それでも流石にお客さんは困惑気味です。

燈もかなり頑張っていますが、人前が得意ではない子。
限界はあります。

そんな中多くの人が待望としていたあのキャラクターが帰還します。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

要楽奈、天才ギタリストとして完璧すぎる登場です。

#8では自分の信念すら迷子になった燈に愛想尽かし「つまんねー女の子」という烙印を押していなくなってしまいましたが、
今の燈を見て戻ってきてくれました。
そして「おもしれー女…の子」と再び燈に懐いた様子です。
燈としても頼もしい仲間が増えた、一つ燈のわがままが良い結果を掴み取った感動的なシーンなのですが、個人的には楽奈の嬉しそうな表情が印象的なシーンでした。
楽奈自身も正解がわからず、ずっと迷っていて彼女なりには悩んでいて。
#10だけだと燈が楽奈に助けられた場面だけにしか思えないのですが、実は楽奈自身も燈の詩によって確かに救われた1人であることがのちに分かるのもこのシーンの良さを深めています。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

楽奈のファインプレーはまだまだ続きます。
立希を無理やりステージに上げてくれました。

当初から楽奈はCRYCHICに全く関係ないキャラクターとして描かれていました。だからこそ蚊帳の外に感じられるため出番が少ないなど負の面が強く出ていました。しかし、#7で何の迷いもなく春日影を弾き始めるなど楽奈にしかできない役割もしっかり用意されています。バンドがダメになった理由も知らなければ、その事情も興味がない楽奈だからこそ許される行動。部外者であっても楽奈はBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の主要キャラクターであることが示されました。

燈のライブの日時は確認しておいて、ライブには行かないのが非常に立希らしく、結局楽奈に燈を誰よりも早く支える役目を奪われるのも含めてここまでいくと不器用な立希が愛おしくてたまりません。
謎な部分としては#9でも唯一燈の側に残り続けたのに、燈からはバンドメンバーの勧誘が愛音に先越されるどころかそもそも誘われないという現実。
悪く考察するなら作曲時や海鈴の件であまり信頼されておらず避けられた。
立希にとってまだマシな考察にするなら愛音→立希→そよの順番に戻ってきてほしいという頑固な考えがあった。もしくは流石にドラムだけは逆に朗読の邪魔になると思った。そんなところでしょうか。
案外、燈はシンプルに立希が怖かっただけかもしれません。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そしてこの煽り顔。
楽奈は今まで燈を気に入り、懐いた以外の心情が分かりませんでしたが、燈以外のメンバーもしっかり認めていました。
確かに燈の「おもしれー」に気付けて、他の3人の「おもしれー」に気づかないことの方が不自然ではあります。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!のキャラクターは濃い奴らばかりです。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

一緒に迷子

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

ここまでまだ#10はまだまだ中盤。無駄なシーンなどありません。
立希との和解のシーン。
もはや、語る必要もないかも知れませんが、立希は燈のことが大好きでありながら燈のことは理解できてません。というより理解しようとしません。
憧れは理解から最も遠い感情。あの漫画の有名なセリフを体現したようなキャラクターです。
ちなみに燈は憧れの愛音を理解できているので、作風というより立希個人の問題として描かれているのだと思います。
本当にダメダメな立希ばかりの感想で書いていて申し訳ないと思うのですが、当然ダメダメなことばかりではありません。
#10でも「燈の詩でわかった」とようやく燈が求めていた言葉を一番最初に届けることができました。
別に燈は立希に怒りという感情を向けているわけではないと思いますが、詩で自分の気持ちが届いた。これは本当に嬉しかったのだと思います。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そんな2人の前に睦が現れました。
当たり前のように再開していますが、下手したら1年ぶりぐらいの再会なのでは。それも「そよは 分からなくなってる」の一言(実際には二言)だけですぐに退散。
それでもこの情報だけで燈は何か確信した様子。

そして再び愛音と向き合います。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10

「私 いらないんでしょ」、あの時と同じ問いかけ。
しかし、違うのは「愛音ちゃん 要るよ!」と言えたこと。
きっとずっとこの言葉をあの時言えていたらと後悔していたんだと思います。
それでも愛音は逃げてしまう。
でも心では燈から逃げたくないと思っていたからか、逃げ場のない屋上に自分から逃げ込みます。#6では追いかけず待っているだけだった燈も今回は必死に走って追いかけてきます。

おそらく、燈はここまで愛音がバンドを嫌がる理由がわからないし、
愛音も燈が自分をここまで必要としてくれる理由はわからない。

劇中で断言されていないので完全に根拠なき推測ですが、燈と愛音自身もその理由は説明できないのではないかと思います。無理矢理に理由をつけるなら互いに意地を張っているから。相反する意見の2人が意地張って喧嘩している。こうなったらもう理屈じゃない戦いです。
愛音はともかく、燈はそれでいいのかと突っ込みたくなる人もいるかも知れませんが、元々燈自身が自分のわがままで始めていることなので、自分の理想通りになるまでわがままを突き通す。これ以上に燈が愛音を必要とする理由として最適な答えがあるとは私は思いません。
理屈じゃなく必要としてくれる”これ以上に素敵な関係を私は知りません。

ともかく、こうなるとどちらかが折れるしかない。
そして愛音からすれば、これは観念するしかないのもすぐにわかったと思います。
なにせ相手は頑固なあの燈ですから。
それに「一緒に迷子になろう」
こんなことを目の前で言われたら、やらないなんてもう言えないです。
計算無くこの手段を用いてくるので本気の燈には誰にも勝てません。

ちなみに、そよのことを睦から知った燈はなぜ、まず愛音を意地を張ってでも連れ戻そうとしたのか。これも完全な推測、というより消去法としてこれしか浮かばなかった考察でいいならあります。それはそよの帰ってくる居場所にはまず愛音がいてほしい。言い換えるならそよが帰ってこられる居場所には愛音の”おかえり”が必要だと判断したからではないでしょうか。そよとはCRYCHICからの関係です。いくら嘘をつかれようが、愛音がまだ戻ってきていないのに平気でバンドに加入できるほどそよは人でなしではないことを燈は知っています。立希をバンドに誘わずに最初に愛音に声をかけたのもいつでもそよが帰ってきやすい居場所を何よりもいち早く作りたかっただけなのかもしれないとすら思い始めてきました。

そうして、再度一緒に迷子になる覚悟を決めた愛音はある人物の元に。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

雰囲気が説得というより直接対決なのですが。
#2でのバンド結成と座る位置の構成から飲んでいるものまでほぼ一致。
確実に狙って作られています。
立希を簡単に説き伏せたそよですが、愛音はそう簡単にはいきません。
#6でも言った通り、覚醒した愛音もなかなかに頑固で厄介です。

そよからしたら開口一番に自分を責める発言を警戒し、その完璧な反論を用意し、立希のようにカウンターで説き伏せる算段を準備していたのでしょうが、特に愛音は怒りをぶつけてはきませんでした。
帰ってくる言葉は「そよさんも人間なんだなぁ〜」という皮肉ぐらいでした。
それどころか「迷子なんだって?」もそよからしたら迷子という単語自体がどこから湧いて出たのかすら全く知らないので本当に困惑したと思います。
知らないところで睦が「わからなくなってる」と心情を暴露され、それを燈に「迷子」と表現されてしまって、愛音はそよにぶつける。見てる分には結構面白い伝言ゲームになっています。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

私たちが始めたのだから私もやる。それが責任と語る愛音。
私たちが始めてしまったのだから、責任を持って私が終わらせると決意するそよ。
何が責任を「果たす」につながるのか、これも現代のテーマの1つですね。

そして、なぜ愛音がそよに単身乗り込んだのか。
これも推測にはなってしまいますが、これも愛音の見栄なのだと思います。ここでの見栄はケジメだったり責任をとるという意味と同義です。利用されていただけだとしてもそよをバンドに誘ったのは愛音であることは変わりません。愛音は賢いので本気でバンドにそよを取り戻すのなら私が動くのが筋であると瞬時に理解したのだと思います。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

泣けるほどに熱くなれる居場所

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

#10の感動のクライマックスのライブシーン。
そこで披露された詩超絆自体の感想は少し後で行うとして、まずそれ以外のライブシーンの感想を少しだけ挟みます。

と言ってもセリフがほぼ詩超絆の歌詞に詰め込まれているので2つだけの考察をするだけです。

まず1つ目、バンドを終わらすと言ったのにステージにあっがて演奏をしてしまったそよについてです。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そよの暗躍に構えていたのも一瞬。あっさりと燈に手を握られ離してもらえず、愛音に引っ張り上げられてしまいました。終わらすとは何だったのか。どういう計画があったのかの考察がいろいろされていて興味深いものも多かったのを覚えています。間違いないことはそよさんの計画自体はどうでも良く、そのライブに足を運んだという事実のみです。
ただ、だからと言って私自身がこのことに考察しないのも少し違う気がするので少しだけ考えてみました。
これも何の根拠もない考察です。そよも流石にあそこまで見栄を切って終わらすと宣言したのですから、何のプランもなく終わらそうとしたわけではありません。しかし、当日は何のプランもなかったのだと思います。一見矛盾していると思われるかも知れませんが、これはプランを考えようとしたけど何も浮かばなかったという意味です。
そよはだいぶ腹黒で描かれていますが、今までの優しさが全部ウソであったわけではありません。むしろ腹黒な一面は母親にすら見せていない部分です。#3や#9の回想での優しさや笑顔これも全部ウソと思うのは無理があります。根の優しさは本心なのがそよです。
結局ステージで演奏しながら大粒の涙を流してしまうほどには大切に思っていたバンドです。その優しさを持った子がそれを自分で潰そうとしても妙案は何も浮かばなかっただって本心では壊したくないから
考察は結局あえて語られなかったことを見てる人が自分なりに解釈することです。自分が作品を一番愛せる解釈を考察とすればいいと思ってます。なら、このそよの解釈はこれが一番私なりの正解です。

そして余談ですが、実はそもそもそよは計画を練ることは苦手なんだと思います。
今まで愛音や燈を利用して、CRYCHICを復活させようと立ち回りを見せていたので、すごく頭が切れる人物として思えますが、実は立希にも負けないぐらいには不器用で燈にも負けないぐらい無計画なんだと思います。
CRYCHICの復活のためにそよが成功させたのは愛音を巻き込んだぐらいです。燈をバンドに引き戻せたのは愛音の独断での行動のおかげ、祥子が羽丘にいるのを知ったのも偶然、初ライブも立希が偶然誘われたところから始まった。そよにとって得したことは全て偶発的に手に入れただけ。
むしろ、愛音の活躍や楽奈の乱入、春日影の演奏、祥子の説得など上手くいかないどころかCRYCHIC復活に遠のくことを全く食い止めることはできませんでした。
そして今回の”バンドを終わらせる”も上手くいかなかった。
そよの計画は失敗しやすい、それをこの形で利用してくるのはうまい展開だなと思いました。

そして2つ目
これは感想記事2からの宿題にしていました。
ついに語るべきタイミングまでこれました。
本当は感想記事2を見てない人も見てからここを見てほしいという気持ちもありますが、何せその頃から文章量も多いので強制できない。
だから、簡単にまとめると”CRYCHICは解散せずに、続いていれば燈にとって泣けるほど熱い居場所になったのか”という問い。そして、それはNOだと答えました。
その考察の理由を今から解説します。
それは単純に燈が泣けるほどに熱い居場所は自分で掴み取る以外の手段では得られることはないと気づいていないからです。
すみません。言い方が少し正確ではないですね。
正確には、泣けるほどに熱くなれる居場所ならどんなにバラバラになっても諦めない絶対に燈は手を離さないし振り解かれたのなら何度でも握り返す。それを頑固に一生突き通す。その覚悟を持てないままでCRYCHICは進んでしまったから。(全員が祥子に甘えていたのでしょう)
燈は祥子が脱退した時もすぐに諦めてしまった。もちろん、だからこそ今度は諦めないという気持ちが強くある。これも事実です。
それでも本当に離したくなければ愛音に対して行ったように祥子にも意地の我慢対決まで持ち込んでいたと思います。
それをせずに、解かれた手を握ろうと手を伸ばそうとすらしなかった。これでは泣けるほど熱くなれる居場所になることは一生ありません。
対して#9でのラストシーンではすでに悲しみの涙を流しているので、CRYCHICとは違い、すでに涙を流せるほどに熱い居場所にはとっくになっていた。熱くなれる居場所だからここまで行動を起こしているとも言えます。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!!ではもちろん立希のように自分から行動しても必ず成功する結末にたどり着けるかは保証されていませんが、それと同時に自分から行動を起こさないと何も変わらないということが一貫されています。時間が何かを解決はしてくれない。燈と初華との出会いだって一時期のそよのように部屋にだけ閉じこもってしまうとその奇跡の偶然だって手から溢れてしまう。
そもそも絶対成功するという確証があれば人は迷わないで何でも行動できます。でもそんなことはあり得ない。未来は誰にも分からない。行動した結果、取り返しのつかない結末にだってなることは残念ながらあります。だから迷わずにやってみようなんて簡単には口にしない
むしろ迷って当然、迷うことに迷わなくてもいい。そう語りかけてくれるのがこの作品です。でも、同時にこの作品では(というよりMyGO!!!!!のプロジェクトの全てを通して)「迷子でも進め」というメッセージも強く発信しています。
失敗するのが怖いから殻を破れない。人間なら当たり前です。
だから迷っても良い正解なんて見つける必要もない
それでも迷いながらでも進まないと何も変えられない
きっと上手くいくことばかりじゃない苦しいことばかりかも知れない
それでも進んでいく人に少しでも寄り添いたい
独りぼっちにはさせない音楽。
僕も同じだよ。一人じゃない。」
MyGO!!!!!というバンドの根幹が理解できた気がするという長い考察でした。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!!

完全に余談ですが、「この手を離さない
Poppin'Partyの「ティアドロップス」のcoverをMyGO!!!!!はしていますが、この曲の聞こえ方もまたアニメの後だと変わってきます。

詩超絆

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そして詩超絆のライブシーン。
キャラクターの表情の1つ1つも、エフェクターを踏む一つの動作の動きや音、始まった演奏にベースに低音が一気に加わる感覚、泣いてしまう順番、キャラクターの目線など細かい緻密な表現が詰まっており、それを文字で表現するのは野暮ですし、膨大な文量になってしまうので、これは是非見てくださいという感想に収めたいと思います。


でも流石に何も語らないというのもしたくないので、詩超絆ではやはり歌詞について感想を語ろうかと思います。
詩超絆にはそよ(メンバー全員)に正面から伝えたかったメッセージが詰まっており、歌詞がセリフの役割を担っているので一番重要です。
曲が始まるとまず聞こえてくる詩は#10のモノローグが詰まった苦しく後悔ばかりだった虚しさが感じられる歌詞です。「ずっと石の下に隠れていたかった」はダンゴムシに自分を例えて殻を破らなければ苦しい思いも知らずに済んだという燈らしさが良く表現されていますね。

そしてここからの歌詞は何かに言い換えるだったり格好良いフレーズなんてものは全く考えていない純粋な燈の叫びがそのまま歌詞になっています。
本当は歌詞の全てを書きたいのですが、分かりやすいように特に重要なところを抜き出したり補足を勝手にしながら燈のメッセージを考えていきます。

”僕が壊してしまった。大切だったのに、ぐちゃぐちゃになってしまった。
それでもその大切が消えてしまったのではない(=嘘でない)のなら、戻りたいと伝えたい。許されるのなら諦めたくない。”
”誰にも見つけてほしくない(=また期待してしまうから)はずなのに、きみといると嬉しい気持ちが溢れてきて、だからこんな別れ方はしたくない。その思いをきみに伝えたい。でも上手く言葉が浮かばない。それでもこの言葉を届けたい。”
燈の本心は視聴者目線からだと察せるものが多くて、だからと言ってキャラクター目線でも同じことが察せることができるかというとそうではなくて。愛音・そよ・立希にとって燈の本心は分からなかった状態が続いていた。表面上であればバンドがまたダメになることを防ぎたい気持ちはわかっても、その動力源には誰も踏み込まなかった。その状態のもやがようやくこれを聴くと晴れていくのだと思います。
燈はバンドにこだわっているのではない、「きみ」にこだわっているのだと。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

燈の詩はまだまだ続く。
「うたううた うたういま ああ届いて 君の胸に まだ間に合うかい
 こころを叫ぶ 言葉を超えるため たったひとつの やりかただから」
まだ間に合うかいと語りながら、間に合わなくても”君に届くまでうたう”と覚悟を込めたわがままで頑固で、CRYCHICではうたえなかった詩を燈はうたっているのだと感じました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

”一緒に泣きたい、一緒に笑いたい。僕らの道(=気持ち)が1つになることはないのかも知れないけれど。昨日を向き、君が僕と同じ方を見てくれないのだとしても、その痛みが伝わるかぎり一生君を離れない”
そよに限らず自分のわがままのためだけにバンドをしている5人。
それはバンドにとってどこまで行っても褒められることではない。
でも同時にわがままを願うその痛みもみんなが知っている。
見ているものが違っても一緒に泣いたり笑えたりはできる。この幸せが燈のわがまま。
君のわがまま・痛みを受け入れる。だから僕のわがままで君から離れない。
どうかそれを受け入れてほしい。その返答は?

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

そして最後に
「うたう 手と手をつなぐうた ほどきたくないんだ ずっと一緒にいよう
 うたう 僕らになれるうた うたう ここではじめよう もう一度」
この部分アニメでは燈一人の歌唱ですが、
その後に公開された完全版では、燈以外の歌唱が重なっています。
どこまで燈の詩が届いたかは分かりませんが、
”ほどきたくない、ずっと一緒にいてほしい”この叫びが燈一人だけのわがままではなくなったことは間違いないのだと思います。


総括#10

#1から続いた不穏がようやく解決の方角に針を傾けました。
そんなキーパーソンを担ったのは燈でした。時には自ら行動を起こすこともありましたが、基本的にはCRYCHICでは祥子に、MyGO!!!!!では愛音の行動力に支えられていました。#5での感想記事でも言いましたが#9までは燈は主人公としては疑問が残るキャラクターであったと多くの人が抱いていたと思います。しかし、この#10での覚醒した姿を見た後だと主人公として相応しい姿になった。これは私の主観だけでなく、私以外の感想でも同様の言葉が多くあった印象でした。
そして私は#9での感想でこんな辛い思いをするならBanG Dream! It’s MyGO!!!!!とは出会わなければよかったとすら思えるほどに辛いと言いましたが、そんな辛さを知ったから#10での感動に出会えたのだと改めて思いました。きっとこれは燈たちMyGO!!!!!も同じ感覚なのではないでしょうか。燈も愛音に出会わずにバンドを再びしなければ、そよも祥子の誘いを断っていれば、愛音も留学をしなければ、きっと後悔ばかりの人生です。それでもその後悔を、辛さを知っているからMyGO!!!!!になれた。本当に大事にしたいものが見つけられた。潜在表明の声抱えて生きるにも通じる、嫌なことすら抱きしめるそんなテーマ性も感じました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! #10より

これで#10の感想が終わりました。
大体言いたいことは言い切ったと思います。
かなり疲れました。
今この文章を書いているのは木曜日で、最終回前に総集編が放送される日です。この濃密な内容をどうやって30分にまとめるのかは気になるところでもありますが、とりあえず楽しみなのが本心です。
次回の感想記事は#11でこちらも1本勝負で行こうかと思います。
ただ、今回のようにそこまで膨大にはならないとは思いますが、大事な話でもあるので。
そして、今のところのこのnoteの予定としては
感想7 #11
感想8 #12
感想9 #13
そして感想10で今までの記事をまとめたものに作品全体の総括を少し加えたものを投稿していく予定なのですが、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の感想文コンテストで配布される場面カットの更新のタイミングがわからないので期間が少し空いてしまうかも知れません。
不満自体はないです。コンテスト自体は動くきっかけを与えてくれたぐらいの感覚なので、遅れてでも場面カットを配布してくれるだけでありがたいので。
なるべくコンテストの締め切りまでには全て公開したいのですが、そもそも#13の放映からコンテスト締切まで1週間で、そこの土日はRoseliaのライブとガルパにMyGO!!!!!実装もあるというハードスケジュールですので。もしかしたら間に合わないかも知れませんが、必ず自身で満足のいく感想記事を投稿していきたいと考えているので気が向いたら、そんな感想記事を読んでくれたら嬉しいです。

おまけ#5

おまけコーナーも今回で5回目。

今回は「音一会」です。

音一会は個人的には#10と深い関わりがあると思ってます。

音一会で一番重要なポイントは「」という存在が何を示すのかということです。

詩超絆でも君という単語が何度も登場しますが、これは明確にMyGO!!!!!のメンバーに向けた曲なので君=MyGO!!!!!のメンバーでいいと思います。
(もちろん、それ以外の解釈も全然ありです。)

それに対して音一会の君はもっと広く解釈ができます。

私の解釈が正解だという気は全くありません。
むしろこれが正解だと断言してしまう方が少し勿体ないと思います。

私の解釈だと最初聴いた時は君=MyGO!!!!!を応援してきたファンだと感じました。それは音一会が初披露され、ライブタイトルに歌詞が採用された4th LiveはMyGO!!!!!のキャスト解禁とアニメ化発表がされたMyGO!!!!!にとっても、当初から応援していたファンにとっても非常に大きな転換点であった瞬間だったからです。
今までキャストを公開せずに、キャラクターだけでも純粋に応援してくれた今までのファンに対しての感謝であると思えたのです。
「気づいてくれた君のその胸に 聴いてくれたどこかにいる君の中に」という歌詞はメンバーに対してより、YouTubeで楽曲を公開していただけの時から知っているファンを指していると考える方が個人的に納得できたのです。

でもアニメが放映されるとまた聞こえかたが変わってきました。
序盤の展開だとMyGO!!!!!を結成して成長した燈が祥子に届けるための曲にも聞こえてきました。つまり君=祥子という解釈ですね。
「震えるいびつな文字に羽をくれた」はピアノで燈の心の叫びから人間になりたいうたを作ってくれた時の場面が、
「苦手になっていた雨音 打ちしがれていた あの日からで」も全てを乗り越えて祥子に届けるとなれば自然な歌詞です。

逆に#10までの展開を見るとやはり詩超絆と同様に君=MyGO!!!!!のメンバーであるというのが一番自然にも聴こえます。(特にそよ)
「この迷い声は ああ君に届くかい」届けたい君へ必死に叫ぶ歌詞にピッタリのワードです。
個人的に好きな歌詞は「独りきりで泣いてたあの夜も きっと今日の僕に続いてたんだと 思えた そう君がいたから」と「くすぶっていた僕さえも 間違えじゃなかったと 思えた そう君がいたから」です。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!は辛い展開の連続で、そんな辛いことですら、今なら大事にしたいと思える燈の成長が音一会からも感じ取れます。

何より1st Liveの迷星叫では「僕のため それだけだっただよ」と詩にしていた少女が、4th Liveで君に向かって「ありがとう」と言っている。
この成長を一緒に追うことができたという感動があったことを今でも覚えています。

ただこれらの君の解釈もあくまで一例です。どのタイミングで聴くかでまた解釈が変わるそういう曲なのです。
なので正解が1つどころか固定もされていないのです。

音一会の解釈をファン同士で語り合うのも正しい楽しみ方なのでしょう。
個人的に興味深いと思った解釈だと、燈を演じる羊宮さんがBanG Dream! It’s MyGO!!!!!のインタビューで音一会の君で燈が頭に浮かんだと語っていて、これは燈を演じる自分が音一会に感情を込める際に浮かんだ君が燈だという意味だと思うのですが、役者だからこそ知れる感覚で、燈にありがとうと伝えたいからこそ浮かぶ解釈だと思うので印象的でした。

そして音一会といえば、ラスサビ最後のありがとうが終わった後に、
Wow~ Wow~と拳を掲げながら、みんなで声を合わせる。
拳に握るもの、その背中に背負うものはそれぞれみんな違うけど、この会場にいる人全員がこの瞬間だけは1つになれる。
「この瞬間」を何より大事にしたいそんなMyGO!!!!!のメッセージが感じられてライブで大好きな瞬間です。

おまけは以上です。


今回の記事はここまで、
気に入ったら次回も読んでくれると嬉しいです。

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