好きなキャリア理論【キャリコンサロン編集部】
つながる 深める 仕事に広げる
キャリコンサロン編集部記事です!
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今回のお題は、好きなキャリア理論です。
ワークとライフの狭間世代の私に刺さった
統合的人生設計(ILP:Integrated Life Plan)
L・サニー・ハンセンの理論ですね。
キャリア理論というと”職業での発達”に注目することが多いのですが、ハンセンの理論は職業以外の”人生”の面を堂々と打ち出していることに衝撃を受けました。
ハンセンは、キャリアを”個人の人生の役割全体を含む包括的な概念”と考え、ライフキャリアという新しい概念を提唱しました。
<人生の役割>
労働(Labor)、愛(Love)、学習(Learning)、余暇(Leisure)
人生の役割はキルト(パッチワーク)と例えられていて、個人が作り上げていく意思の力を感じます。
私の世代30代半ばは、
社会人初期にリーマンショックを経験し、仕事や環境を選べない。同期と残業時間の比べあいっこが始まる。石の上にも三年!は合言葉。
導入されたばかりの時短勤務を利用するワーママ第一世代の先輩たちの仕事量を少ないスキルと経験でサポートをしないといけない新人時代を過ごし、30歳までは仕事に邁進することが当然とされる世代でした。
仕事の転勤も家族が帯同するのは当たり前で、仕事を最優先にライフプランを立てる考え方が主流だったように思います。
私の肌感覚ですが20代前半の社会人は、仕事も仕事以外の時間も大切にしたいと当たり前のように言います。
世代で4Lのバランスが全く変わってきているんですね。
※マイナビ 2022年卒大学生就職意識調査より
統合的人生設計には6つの課題があります。
①グローバルな視点から仕事を探す
②人生を意味のある全体の中に織り込む
③家族と仕事を結ぶ
④多元性と包括性を大切にする
⑤個人の転機と組織の変革に共に対処する。
⑥精神性、人生の目的、意味を探求する。
人生のターニングポイントなどでワークライフバランスにもやもやしたとき、4Lと6つの課題に照らし合わせて整理できそうですね!
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