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アバタートレンド分析 ~ Z世代、X世代とアバター

はじめまして。海外PR担当、エストニア出身のGerliです。
アバターやデジタルワールドサービスに関するトレンドレポートや市場分析などをしていく予定です。
どうぞよろしくお願いします。

はじめに

すでにアバターはデジタルサービスにおいて個人を識別する単なる記号ではなくなり、個人のアイデンティティを示し、文化的な影響や社会的な動きまでをも映し出すものへと進化しています。
ココネグループはデジタルワールドをお届けするために、お客様が何を求めているのかを理解し、最新のトレンドを把握するための観察と研究を続けています。

今回は、オンライン上でアバターを用いたサービスを利用する北米のZ世代とX世代がどんなアバターデザインを好んでいるのか、その傾向をみてみたいと思います。

自己表現を重視するZ世代

ココネグループは「自己表現の力」を大切に捉えています。アバターが持つ特性は人々が個性を表現するための究極のキャンバスとなり得るのではないでしょうか。

Z世代(90年代後半から2000年代生まれ)は大胆な髪型や個性的な衣装で、常に新しいことに挑戦し、独自の個性や文化的影響を反映するカスタマイズ オプション(=アバターをカスタマイズするアイテムや機能)を求めています
2023年にスタンフォード大学が掲載したこの記事が示唆するように、Z世代はオンラインでのアイデンティティや自己表現を重要視し、アバターもまた存在感を示すための重要な要素だと捉えています。

ノスタルジーに惹かれるX世代

アバターをどんな姿にするのかは文化的な影響や個人のアイデンティティを反映しており、Z世代は伝統的な衣装やシンボルだけでなく最新のポップカルチャーのトレンドまで、多様な要素をアバターに取り入れています。
一方、X世代(60年代、70年代生まれ)は個性を重視する傍らでノスタルジーに惹かれ、過去の象徴的なキャラクターを彷彿とさせるアバターを選ぶ傾向があります。
アバターはレトロなヘアスタイルや、時代を象徴するファッションなど、世代間で共通する思い出と関連付けられ、過去を懐かしむ人々同士のつながりを育んでいます。
クラシックなデザイン要素が持つ時代を超越した魅力と、ある時代の共有体験が人々を結びつける力を持っていることを示しています。

学んだこと、私たちが向かう先

各世代によって好まれるアバターデザインの傾向から何を学ぶことができるのでしょうか?
何よりもまず、アバターのカスタマイズが最も重要な事項であることは明白です。Z世代が求めるパーソナライゼーション、X世代が求めるノスタルジー、どちらの要望に応えるにせよ、多様なカスタマイズ オプションを提供することが関心を呼び、サービスを長く楽しんでもらう鍵になります。


100万種類のアイテムで多様なアバター表現か可能

アバターは単なるデジタル表現ではなく、国境を越えて人々をつなぐ架け橋になりうると私たちココネグループは考えています。私たちのサービスには世界中のお客様が集まって、思いを共有し、アイデアを交換し、意義のあるつながりを持ったコミュニティを育んでいます。
私たちは多様性を当然のものとし、あらゆる背景を持つ人々が主人公だと感じられるような世界を創造したいと思っています。
常にお客様の声に耳を傾け、文化やトレンドの移り変わりに敏感であり続け、国境を越えたコミュニティの感覚を磨くことを意識しています。
私たちはアバターを介したコミュニケーションの世界を大きく広げ、グローバルコミュニティの多様性を真に反映するサービスを作り続けていきたいと思います。

私たちと一緒にアバターの未来を切り拓きましょう!