珈琲CoCom ふなどん

栃木県日光市をベースにキッチンカーカフェ”珈琲CoCom”を展開しています。観光誘客の…

珈琲CoCom ふなどん

栃木県日光市をベースにキッチンカーカフェ”珈琲CoCom”を展開しています。観光誘客の仕事を経て、ついにカフェおやじをライフワークに!

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「カフェおやじ」への道 キッチンカーの「今」〜コロナ禍から見えてきたこと〜 珈琲屋のスパイスカレー CoComのパニーニ 最近の出店イベント 自家焙煎はじめました カフェおやじの豆腐メンタル カフェおやじの思い出note カフェおやじのお散歩 カフェおやじ厨房に入る 日光のルーツを巡る旅 なるほど東照宮 OTHERS

    • カフェおやじのお散歩(10) "南湖公園のSHOZO"

      カフェ"SHOZO" 黒磯・那須をベースに展開するカフェ"SHOZO"は大人気のカフェ。 オーナーの菊池省三氏は、カフェの先駆けとも呼ばれる方です。 何といっても魅力的なのは、どの店舗もゆったりと落ち着いた雰囲気で、リラックスできることです。 オシャレなグッズのラインナップも豊富で、思わず欲しくなっちゃいます。 ウチにも、SHOZOロゴの入ったカップやグラスが並んでいます。 SHOZO SHIRAKWA SHOZO SHIRAKWA -水辺のコーヒー- は、数年前に福島

      • なるほど東照宮(10)

        それでは続きです。 石段 奥社に向かう石段は207段。 健脚な方で約10分ほど。 この石段は、1段1段が1枚石でできています。 季節によっては、徳川家の御紋にもなっている葵の葉が階段沿いに見られます。 中間地点には、東照公御遺訓の一部「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず」の立て看板があります。 これを体現するように、外国人が休憩している姿をどうぞ。 奥社拝殿 銅鳥居をくぐった先にある奥社の拝殿は、全体が真鍮や銅板で覆われ、その上から黒い漆が塗ら

        • なるほど東照宮(9)  

          それでは続きです。 一本燈籠 眠り猫に向かう左手にある燈籠。 後水尾天皇の中宮の東福門院(秀忠の娘・和子(まさこ))が奉納した鋳銅製の燈籠。 燈籠は通常1対ですが、1本だけのため一本燈籠と呼ばれています。 眠り猫 数ある彫刻の中で有名なもののひとつが、左甚五郎作の「眠り猫」。 境内には、たくさんの動物や霊獣の彫刻がありますが、猫はこの1体だけです。 「眠り猫」なのですが、耳が立っているため、実は寝たふりをして、この先の家康のお墓を守っているとも言われます。 この彫刻

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        • カフェおやじのお散歩
          10本
        • なるほど東照宮
          10本
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          13本
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          9本

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          バリコーヒー(バリコピ)

          マジカルなお知り合い アートセラピー・リトリートなどをなさっているマジカルな知り合いが、インドネシアの旅から帰って来ました。 ちなみに、彼女のインドネシア行きは、スラウェシ島のパルという町での知的障害や発達障害のある子どもや大人の絵のアート展開催のため。 無事成功を収めた後、リトリートなどのためにバリ島へ。 実は、30年近く前にバリ島に行ったことがあるので、思い出は薄れつつあるものの、なんだかなつかしい思いさえ感じました。 素敵なお土産 そして、バリ土産にコーヒー

          バリコーヒー(バリコピ)

          なるほど東照宮(8)

          それでは続きです。 神輿舎 東照宮に祀られているのは、実は徳川家康だけではありません。 明治の初め以降、東照宮には、安土桃山時代の武将・豊臣秀吉、鎌倉時代の武将・源頼朝も合神として祀られており、その3基の神輿がここに収められています。 神輿は、千人武者行列の主役となり、それぞれ約800kg、55人で担がれます。 唐門 東照宮の一番聖なる本社の正門が唐門です。 この門は普段は使われることはなく、江戸時代においても、大名などしか通り抜けることができなかったそうです。 門柱

          なるほど東照宮(8)

          『珈琲』という言葉の起源

          コーヒーのルーツ コーヒーの起源は諸説ありますが、エチオピアのヤギ飼い・カルディの話が有名ですね。 そっか、だから自分もこんなにヤギが好きなのか(笑) コーヒーの語源 これも諸説あるようですが、コーヒー発祥の地と言われるエチオピア南西部のカファ地方の"カファ"が転じて"コーヒー"の語源になったとか。 ちなみに、わがキッチンカーでも、このカファ地方で育った豆"リム"をスペシャルティコーヒーのひとつとして提供しています。 "koffie"って何語? 先日、ベルギーの

          『珈琲』という言葉の起源

          ベルギー女性からもらった五つ星

          数日前の快晴の暖かな日、オープンまもなく、満面の笑みでキッチンカーに近づいてきた外国人女性。 "ラテを飲みながら、この椅子に座って休んでいっていい?" "もちろんOK! "どちらから?" "チョコレートのベルギーから" ラテを提供してから、拙い英語でガンバって話したところ、 夕べ泊まった中禅寺湖畔のホテルは、眺めも温泉もとてもよく素敵だったそう。 でも、奥日光は慣れない寒さだったので、観光の前に一旦ココで温まりたかったと。 なるほど、それなら、好きなだけ陽射しを浴びながらゆ

          ベルギー女性からもらった五つ星

          3月のイベント出店

          ついつい楽しくて 約半年、体調の関係などでイベント出店を控え、本拠地(Base)のみで動かないキッチンカー(笑)をやっていましたが、やっと快復して、イベント出店再開! と言っても、体慣らしのために、「月に2回程度、近くの会場のものだけで」・・・と決めていましたが、イベント出店はやはり楽しくて、結局、この約束は守れませんでした。 復活第1弾は、先日お話した『生涯学習フェスタ』。 今日は、その後のものをご紹介します。 bouquet marche 日光だいや川公園で開催され

          3月のイベント出店

          なるほど東照宮(7)

          それでは続きです。 陽明門 東照宮の中でも一番有名なのが陽明門。 高さ11.1m、幅7m、奥行4.4m、12本の柱による二層造りの門です。 その名は、京都御所の十二門のひとつに由来します。 江戸初期の彫刻・錺金具・彩色などの技術の粋が集約されたもので、一日中眺めていてもあきないことから「日暮し門」とも呼ばれます。 東照宮には、5000を超える彫刻が施されていますが、この門だけでも508の花・鳥・動物・霊獣などの彫刻があります。 この後、少しづつご紹介しましょう。 額と麒

          なるほど東照宮(7)

          春なのに・・・

          不思議な天候のこの頃。 ワームムーン(満月)の数日前は、夕暮れ前の月を愛でていたのに、 翌日は、雪。 キッチンカーのパラソルにも積もるほどでした。 が、その数日後、キッチンカーの本拠地・CoCom Baseの庭を見ると、ふきのとうが春を告げていました。 季節はちゃんと進んでいるのですね。 まち中の寒さは緩んできましたが、山々はまだまだ冬模様。 今朝、キッチンカーをスタンバイしながら望んだ雪化粧の日光連山は、 青空に映えて、とてもきれいでした。 本格的な春が待ち遠しいな

          なるほど東照宮(6)

          それでは続きです。 飛越えの獅子 陽明門に向かう石段上部、左右の石柵にある逆立ちの唐獅子、石柵を飛越えたポーズに見えることから「飛越えの獅子」と呼ばれています。 単なるオブジェに見えますが、実は石柵の柱と一体となって彫られており、倒壊を防ぐ控え柱の役割をしているのです。 朝鮮鐘 三代将軍・家光公の嫡子(後の家綱公)誕生を祝して、朝鮮国から贈られたものです。 鐘の天井に小さな穴が開いていて「虫食いの鐘」とも呼ばれますが、これは鐘の音の響きをよくするための工夫だそうです。

          なるほど東照宮(6)

          なるほど東照宮(5)

          それでは続きです。 唐銅鳥居 三代将軍・家光公が二千両を費やして建てた日本初の青銅製の鳥居。 神道のシンボルである鳥居ですが、柱の足元には仏教様式の蓮の花が刻まれています。 自然な融合ですね。 パワースポット なぜ家康が一度も訪れたことのない日光の地に東照宮が建てられたか・・・。それは風水的な意味合いがあると言われています。 ご覧の唐銅鳥居→陽明門→唐門→拝殿→本殿を結ぶ直線の延長は「北」、宇宙の中心であり、神様の降りてくると言われる北極星の位置です。 そして、振り返

          なるほど東照宮(5)

          なるほど東照宮(4)

          それでは続きです。 神厩舎 神様に仕える神馬のいるのが、神厩舎(しんきゅうしゃ)です。 東照宮の中でも唯一漆の施されていない素木(しらき)造りの建物です。 長押(なげし)にあるのは、三猿をはじめとする8面の彫刻。 猿の一生を描く物語になっています。 ひとつひとつご説明しましょう。 彫刻 1面 母猿が手をかざして子猿の将来に思いをはせています。 子猿は、安心しきった様子で母猿を見つめています。 彫刻 2面 有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」 子どものときは、悪いこ

          なるほど東照宮(4)

          なるほど東照宮(3)

          それでは続きです。 阿房丸(あぼうまる) 阿房丸(あぼうまる)。表門に向かう右手の石垣にある石の名前です。 縦3.25m、横6.30mの巨石で、東照宮で一番大きな石です。 東照宮建設の報告書「御造営帳」によると、工費の13%が石工事に注がれたそうです。 表門 東照宮最初の門「表門」。 正面左右には高さ約4mの阿吽(あうん)の仁王像が安置されています。 阿吽は仏教の真言のひとつ。 「阿(あ)」は、口を開いて出す最初の音、「吽(うん)」は、口を閉じて出す最後の音、それぞれ

          なるほど東照宮(3)

          なるほど東照宮(2)

          それでは続きです。 五重塔 五重塔は、若狭(福井)の藩主・酒井忠勝が寄進したもの。 高さ36m、内部は吹き抜けで、中心を貫く心柱(しんばしら)は、礎石の穴の中で浮いた構造になっており、これにより地震や強風に耐えています。 「東京スカイツリー」も、この心柱構造を取り入れた建物。江戸から平成に引き継がれた技術です。 屋根構造 五重塔の五層目と四層目、その屋根の垂木の並び方をご覧ください。 四層は垂木が平行に並び、五層は放射状に並んでいるのがわかりますか。 (ちなみに初層か

          なるほど東照宮(2)