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『神聖なる世界』ーベールの彼方ー

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神聖なる世界を垣間見る。ベールの彼方、謎に包まれた黄泉の国やパラレルワールドなどは存在するのか、神聖幾何学をベースに東洋哲学との再融合を図る!!
本編は序章を加え第十章まで、今回新たにボーナストラック最終章を加えコンテンツを充実!『神聖』とは何…
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#天界

『神聖なる世界』 第一章 天地創造

 『神聖なる世界』の第一章、本編のはじめは、「天地創造」のお話をしたいと思います。 「天地創造」とは、「聖書」の「創世記」で言われている「神」が創造した世界秩序の興りを記したものが有名ですが、これらの「創世記」については神学などの関連書物をお読み頂ければお分かりになると思います。 ここでは趣向を変えて、東洋思想の「陰陽論」を基にした東洋的解釈と「聖書」の「ヨハネ福音書」を介した西洋的解釈を交えて「天地創造」をご紹介したいと思います。 なによりもこの世の被造(造られた)物

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『神聖なる世界』 第二章 天界と魔界

 「天界」と「魔界」のお話をする前に、私たちの意識の成り立ちを知る必要があるでしょう。   少しお考えいただければお分かりになると思うのですが、「天界」も「魔界」も私たちが生み出した心象の世界であるということです。心象とはイメージであり、イメージとは大部分が現実社会の文化の中から生み出されるものです。   特に宗教の世界観に大きな影響を受けることがあります。キリスト教であれば、キリスト教なりの、仏教であればそれなりの、あるいはイスラム教であればその宗教なりの影響を受けるという

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『神聖なる世界』 第四章 聖なる光

 さて今回は、『神聖なる世界』における「光」のお話をして参ります。 ここで扱う「聖なる光」とは、「神話」や「聖典」の寓話、あるいは『ベールの彼方の生活』など『霊訓』に描写される様々な「光」の表現を対象にしています。 また、瞑想やアファメーションなどの祈り、臨死体験あるいは苦行中の修行者が経験する変性意識状態において知覚される「光」なども今回のお話しに含めています。 これらで経験される「光」は、ほとんどの場合、象徴的なヴィジョンであり、そこには「希望」や「覚醒」あるいは意

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『神聖なる世界』 第五章 光の実態

⭐️ 私たちが 住んでいる この世界は昼は 太陽の光にあふれ 夜は闇に包まれます そして昼夜を問わず私たちは 目を閉じるとそこに広がる闇を 自覚します ⭐️ この闇は 私たちの意識の 拠り所に他なりません 私たちの意識は内面に広がっており そこには内面にアクセスする深淵なシステムが 存在します ⭐️ その力を 利用して内面に 美しい「心の花」を 咲かせることもできます ⭐️ 内面の世界は 私たちの精神性や 創造力を逞しく発揚させ あらゆるイメージを巡らすことが

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『神聖なる世界』 第六章 聖なる性

 今回は、「理性」「知性」「感性」そして「霊性」の構造的な解釈を行うとともに、最終的にこれらと関わりの深い霊訓や心の立体モデルの解釈をとおして神聖なる「性」(さが)への理解を深めて参りましょう。 前章でも申し上げた通り、少なくとも私たちには「良識」が備わっていますし、理性的な考え方や公平性に対する認識は「良心」や「良識」に関与するところが大きいことはお話致しました。 特に東洋思想では、儒教において、「性」(さが、せい、しょう)は、人が生まれながらに持っているもので、人の道

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『神聖なる世界』 第七章 聖なる力

 本日は、「聖なる力」の正体について考察をして参ります。  現代社会は、神話やファンタジーをただの古くさいお伽噺として、捨象してしまう風潮があるかもしれません。しかし、この物語には大切な精神の源流があるのです。本日はそのことをお伝え致しましょう。  神話やファンタジーの世界が、私たちの「勇気」「省察」「信頼」そして「愛」や「慈悲」などに直結していることや、本来の「勇敢さ」や「正義」の感覚を生み出す力を持っていることを、今回の「聖なる力」で証明していくことに致します。 Ⅰ

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『神聖なる世界』 第八章 魂の法則

Ⅰ. 霊性、スピリチュアルの定義   今回は『魂の法則』として、霊や魂の神聖なる世界における「秩序」や「法則」を中心に格式や仕来りについてお話しして参ります。  現実の世界に例えれば、歴史や伝統、慣習から生み出されるルールとお考えいただいてよいでしょう。また、国家として考えるならば、『国』の体裁を保つ法律や規律のお話しになります。 最近は、「スピリチュアル」への関心が高まり、流行としてトレンドが作りだされています。 このような現象は、これまでの物質主義へ傾いた意識をよ

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