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捨てる。

わたしは、想い出の品物とかも、容赦なく捨てられるタイプ。
もっと言えば、きょう買ったものも、気に入らなければ捨てられる。
理由は、みるたびに「 どうしようかなぁ 」とおもうのが嫌だから。

免疫的にもみるたびに気になるものあるとよくないし、たとえばそれが洋服だったとしたら、選択肢が無駄に一択増えるだけで選ばないし、思考の無駄。

それならいっそ、目に見えないところへさよならしたい... というおもい。

家族はひとつ一つの思い出を並べて捨てないタイプ
でもそんなことを言ったら、大事にしていたからこそ思い出があるんだし、思い出のないものなんてないんじゃないかなとおもう。
こころのなかで思い出せさえすれば、それで十分だと思う。

この頃の、写真をのこしたり、SNSだったり、一見思い出を記憶しておくようなツールこそ、そのために写真を撮ったりする時間に、おおくのことを見逃してるんだろうなとおもう。

写真に写しきれない、被写体以外の風景、感情、忘れまいと必死でみるディテール

ある意味では、思い出ブームなのかもしれないけど、あしたや来週みるような直近の記念ブームなんだろうな

わたしが、こどもたちにのこしたいものは、そんな先週のインスタントな思い出じゃなくて、こどもたちの歴史を補うような、愛情表現のようなもの

どんな写真でも、たとえ見返さなくても、どれだけ愛されていたかを知るツールのひとつになってくれたらうれしい

欲をいえば、自分が死ぬときに、どんなにしあわせだったか思い出すひとつのツールにもなればうれしい

だから、わたしはきょうも迷いなく捨てます

これは大事だ!とおもうものは、自分の直感がちゃんとわかっているとおもうから

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