HSPの子育て

タイトルの通り、私はHSPのママです。
「HSP」という言葉が出てきてから、個人的にはとても楽になりました。

昔から、
音がうるさく聞こえる(本当は常に耳栓したい)
匂いに敏感(ちょっと合わないと吐きそうになる)
触り心地がだいすき(本はとても落ち着く)
ひとの言い方がとても気になる(怒ってるのかいつも気になる)
相手に迷惑をかけることが、異常に嫌... などなど。

そういうもろもろは、子育て本では「すてきなこと!」って書いてあるけど、個人的には、毎日怒りの沸点が低くなり、生理時期などが重なると、常に戦闘モードになってしまい、いまにも割れそうな風船状態になって、生きづらいなぁと感じます。

子育てをしていて、具体的に一番辛いのは「騒音」

それはもう頭に響いて、朝満タンの電池が1日かけて減っていくのを感じます。だから、無音の時間がないと、頭がおかしくなりそうです。

もともとおしゃべりな方ではないし、会話も結構疲れてしまう派だけど、こどもたちはそうもいかないので、成長に合わせて様々な騒音を提供してくれます。

最初の頃は泣き声。
きっと子供と二人きりなら我慢できることも、「人に迷惑をかけるのがとても気になる」という、別のポイントも合わさるため、「みんなが迷惑そうな顔をしている(ような気がするから)泣き止んで!!」と思ってしまい、怒るパフォーマンスをしてしまう。

それが少し大きくなると、具体的に「みんなが見てるから泣かないで」と、言ってしまう。
でも、心の中では、泣かせてあげてよ... という気持ちもあり、自分にイライラ。

そして、朝満タンだった電池が、ぐぐんと減って、夕方にはすでに0です。

どうにか、HSPを克服したい。と思っていて、「相手はそんなに自分たちのことなんて気にしていない」という暗示もかけるけど、結論これまで変化はなし。

だったら、途中で電池を回復できる何かを挟もう!と考えるけど、「ひとりで静かにいる」ことが最大の回復方法だから、確実に無理。

それならもう、「1日を省エネで過ごす」という、その場しのぎみたいなことで、今のところはやりくりしています。


でもここで問題になるのは、「事情を知らない第三者」
善意という注意で、少ない電池を、根こそぎ奪っていこうとします。

我が家の場合は、私の母。

もっと構ってあげないの?
子供は産んだら終わりじゃないよ

なんて、心無いことを、土足でズカズカ伝えてきて、せっかく省エネ運転してるのに、いきなりのこりの電池を全部持っていきます。

人はなんらかの理由で、休むこともある、とか、相手も何か考えがある。とか、考えたりしないのかな?と思いながら、反論もエネルギーを使うため、結論「会話しない」という対応になってしまう。
自分の説明すら面倒。
わかってもらえなくて、全然OKと思ってしまう。

我が家の場合、元旦那さんも非HSPなので、私が日々「疲れた」と言っていたワードも、サボっているとみなしたようで、最終的にはとても攻められました。
「芸能人なんて、もっと疲れてるのにちゃんとやってる」
と言われました。ソウデスネ。

個人的には、精神科にも通って、薬もいろいろ試したけど、やっぱり夕方にはダウンしてしまうから、私自身もとても困ってたんですけどね。

だから今は、離婚したことは、QOLを考えるとよかったのかなと思っています。


結果、まだまだHSPのママ歴7年目だけど、結論これだ!という方法は全く見つかっていません。
でも、子供たちが大きくなってきたら、すこしずつ「ママはこんなところがあります」と正直に伝えて、お互いの居心地を大切にしながら、過ごしていけるようにしていきたいなと考えます。

克服したいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?