子どもたちの意見を板書する時

今度は後輩の授業を見る番でした。
私がやって、もう一人やって、それを踏まえての授業だったので、展開等々は出来上がっていましたが、それでもクラスや先生によって違うものです。
なかなか良い授業で、放課後、研究のまとめをしてたのですが、また質問されました。

後輩: 子どもの意見を板書する時、迷ったんです。
いつも自分は、キーワードだけ板書してるんですが、お二人とも子どもの意見を文で書いてたので、真似してみました。
やっぱり、文で書いた方がいいんですか？

私: 今回は、後で子どもたちが感想を書く時に参考にするかもしれないから、文で書いた方が良いと思ったよ。

後輩: キーワードだけの方が見やすくて分かりやすいかな、と思ってたんですが。

私: 内容整理とかそういう時は、キーワードだけの方が分かりやすい時もあるよ。
今回は、子どもたちが後で感想を書くという流れだから、それに生かせるように文にしたよ。
時と場合によると思うよ。

もう一人: 子どもたちが文の形に触れて慣れるのも大切だから、私は文で書くよ。
実際、今日の授業でも、感想書くときに黒板を参考にしてた子もいたよ。
キーワードだけ見て、それを文にできない子はいるからね。

…ってことで、

いや、ホント、自分では意識してないことがたくさんあるけど、自然に今回はこっちとか決めてるんだなー、と思いました。
腹を割っていろいろ聞いてくれるので、こちらも勉強になります。