ぼっち・ざ・ろっく「星座になれたら」の歌詞で思ったこと
ぼっちざろっく最終回迎えましたね。
クローバーワークスさん、そして関係者の皆様お疲れ様でした。
結束バンド「星座になれたら」の歌詞について少しだけ考察。
基本的にこの作品の作詞担当はぼっちちゃんなので歌詞を書いたのはぼっちとして問題ないでしょう。
「どんなに探してみても一つしかない星」「何億光年離れた所からあんなに輝く」
のあたりぼっちが喜多ちゃんの明るさ(いわゆる陽キャ)を眩しいとして書いた歌詞でしょうが、実はこれ逆からも言えるんですよね。
作中で喜多ちゃんはぼっちの才能を見抜いて、自分がそれを支えられるように必死に努力してきたキャラでもありました。また喜多ちゃんから見てもぼっちは「眩しかった」んです。
そう考えていくとこの歌詞は喜多ちゃん側からぼっちに対しても成立する歌詞になってることに気づきます。これを喜多ちゃんに歌わせるのはエモい。
特に(リアルな方の)作詞の樋口愛さんが凄いと思ったのは
「いいな 君はみんなから愛されて」「いいや僕はずっと一人きりさ」
の部分
ぼっち「いいな 君はみんなから愛されて」
ぼっち「いいや 僕はずっと一人きりさ」
喜多「いいな 君はみんなから愛されて」
ぼっち「いいや 僕はずっと一人きりさ」
の「いいや」もこれダブルミーニングになってるんですよね。
ぼっち視点では独り言で「もういいや」の意味で、喜多ちゃん視点からだと喜多ちゃんに対する「いや自分は一人きりなんですよ」の意味合いになってると。歌詞が全く同じなのにこれは凄い。
「君と集まって星座になれたら」の部分もまたぼっちからは4人の集まりとして「星座」として捕らえてるのかもしれませんが、喜多ちゃんにとっては2人だけの「星座」なのかもしれませんね。
結束バンド「星座になれたら」
配信でも配信中です。ぜひ喜多ちゃん視点としても聞いてみてください。いろいろな発見があるかと思います。
https://anxmusic.lnk.to/1l57PE
「ぼっち・ざ・ろっく「星座になれたら」の歌詞で思ったこと2」も書いてるのでぜひ。
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