トレンド転換を見極める最強のチャート分析📈📉
今回はプロトレーダーのチャート分析について出来るだけ分かりやすく解説したいと思う。
テーマは トレンド転換の見極め。
少し乱暴な言い方になるが、レンジ相場なら 下限(底)で買って、上限(天井)で売って 真ん中では何もしない を徹底すれば 正直誰でも勝ててしまう。
だけど、トレンド相場ではレンジ戦略は 一切通用せず いったんサポートやレジスタンスをブレイクしてしまえば どこまでも 波が続伸する。
よく聴く話が レンジでこまめに売買してコツコツ積み重ねた利益を トレンド相場で一気に吹き飛ばしてしまうパターン。
だけど、トレードで飯を食ってるプロトレーダーからすればトレンド転換の見極めは至極当然のこと。
ということで 下記の画像でトレンド転換を見極める超簡単なチャート分析を紹介する。
上の画像はポンド円4時間足。
ご覧いただけば分かるように目立った安値から高値までの値動きを全体に表示させている。
で、そこに2つのトレンドラインを引いているんだが、これが今回のトレンド転換を見極める最強の材料になる。
一つ目のトレンドラインは とにかく ロウソク足の実体やヒゲ(最大公約数的に値動きが集中している箇所)に引っ張っている。
画像の黒丸のところがそう。
拡大して見てほしいんだけど、全部 値動きが最大公約数的に集中しているでしょ。
そして、二つ目のトレンドラインが 一旦 深い押し目を作ってから 最高値まで更新するキッカケとなった青丸の部分。
ここはビックリするくらいにトレンドが出来てるからヒゲのところに引っ張るだけで 簡単にトレンドラインが引けてしまう。(こういうときは無理に実体の部分に引っ張らなくてもいい)
あとは この2つのトレンドラインが効かなくなった場所(ブレイクしたところ)から 売っていけばいい。
厳密に言うとブレイクしたら売るというよりかは、4時間足でブレイクしたのを確認して 1時間足→5分足で目線を落として 期待値の高いところでエントリーするのが正しい。
もちろんブレイクして そのまま下に行くこともあるが、大抵はブレイクしてから一旦戻すので その戻しで売っていくために短期足を活用する。
オレンジの矢印はスイング的な考えでポジションを保有するやり方。
赤の矢印はデイトレ的な考えで戻し売りを複数回に分けているやり方。
まぁこういうトレンドがブレイクしたときというのは200pipsとか300pipsとか平気で落ちてしまうので ある程度 満足のいく利益がとれてから決済してもいいと思う。
ちなみに画像だと分かりにくいんだけど、このチャートには緑の120SMAと赤の200SMAを表示させてる。
移動平均線をたくさん表示させるのは ごちゃごちゃして嫌なので普段のトレードは200SMAだけ。
ただ今回のようにトレンド転換を見極めるときは120SMAを表示させている。
4時間足の120SMAは日足の20SMAなので、ここをブレイクして 尚且つ200SMAもブレイクすれば トレンドは ほぼ間違いなく転換したと考えていい。(もちろん実体でしっかり抜けているかとかの確認は必要)