見出し画像

「素」でいられる居場所をつくる。

こんにちは!COCOAの中村文哉です。
最近、空前の邦ロックブームが来ています。Suchmos雨のパレードandropを多く聴いています。かっこいいです!!

****************************************

先日、佐渡島庸平さんの「WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE」を読み終わりました。
そこで今回は、読み終わった後の自分の考えをまとめていこうと思います。
無知なもので、間違いの部分が多々あるとは思いますが、そこはどうかご了承を。

****************************************

COCOAは人一倍「楽しそう!」に敏感で、その思いが熱量となって活動をしています。時には叱咤激励をしており(言いすぎかな?笑)、良い関係を築いています。
また、プロジェクトに付随し、「興味がある!」「面白そう!」と考えている人を歓迎しています。そして、共に活動していく訳で。

しかし、メンバーをうまくマネジメントできていない時もありました。

ここで調子に乗って、本の言葉を使ってみましょう。

「既存のN」に「1」が加わると、思いは共通なのにNに圧倒され、「1」が萎縮してしまい、思うようにコミットせずにただ黙り込んでしまう。

COCOAは既存です。毎日思いをアップデートし、仲が深まっています。
しかしそこがある意味盲点。
性格や知り合いの有無も関わるとは思います。しかし、周りからしてみれば、一人で既存のコミュニティに飛び込んでいくのは恐怖でしかない。
これまでにギャップを感じているメンバーはかなりいることは事実。気づくことが遅く、本当に申し訳ないです。
何が言いたいかというと

せっかくコミュニティに入ったのに、居心地が悪ければ意味がないのです。

****************************************

ではどうすればこのギャップは埋まるのか。明確な正解はないと思います。

しかし、COCOAについて考えると、ひとつ「これは得策だ!」と考えた事象があります。

COCOAの祥一さんの意見、「自己紹介」です。
詳しくは彼のnoteに綴られています。

お互いを知るところから始め、少しずつ、徐々に信頼関係を築いていく。些細でも自分を語り、そのことに対して、同意したり興味を持ったりすることで、発言をしやすくする。

当初は「ちょっとなにいってっかわかんない」という、まさにサンドウィッチマン状態でした。(笑)
しかし、彼自身のプロジェクト内で実践されると、なんだか自然とグループ内が和んでいきました。思わぬ会話も生まれたし、知らない一面も知れたし。

自己紹介で「メンバーを知る」ことで、一体感を築き上げ、信頼を創っている。

祥一さんの意図はこういうことだったんだ。

****************************************
我々は普段、友達、家族、部活など、多くのコミュニティに属しています。所属していて、楽しい!安心する。なんて思えたら理想ですよね。

さて、自分がそう思えるコミュニティの特徴は
自分が素でいられること
と考えます。

そんなの当たり前だ、なんて思う方がほとんどだと思います。
しかし、この当たり前がとても大事であると考えています。

素をさらけ出すという事は、自分に正直になること。その根底には、さらけ出しても良いという「安心」があります。そう思えるように

「そのコミュニティに居場所を感じること」

が大切だと思うんです。

居場所を持つ事は、メンバーと関係性を築くこと。関係性を築く事は、メンバーを理解すること。理解してもらうためには

「素」をさらけ出すこと。

自分の素に、誰かが反応してくれる。誰かが共感してくれる。誰かが笑ってくれる。

居場所を持ち、かつそこに居心地を感じるコミュニティには、これらが当てはまっていると思うんです。逆もまた同じ。

もちろん、自己中心すぎでは本末転倒ですが、

自分のことを、相手のことを、最大限に理解しているコミュニティは強い。

COCOA内でも、まだ完全に理解していないことがあります。しかし、理解していけばもっと深いことができると信じています。

****************************************

コミュニティ内では、何かタスクに取り組むことがあると思います。

皆で取り組むことはとても良いですが、その方法を間違えてはいけないと思います。
とはいっても正解は分からないですが、機械的な作業、強制力が伴うタスクばかりでは、いずれ失敗すると思います。

誰もががっつり関わりたいとは限らない。

まずは自分の中で、細かくイメージを確立させる。そして、そのイメージを共有させる必要がある。そして実現させる事が、ある意味目標になっていくのだと思います。

大学の組織論の授業でも、同じようなことを聞いた気がします。
同じ目標が存在しないと、組織として、目標として、何も達成できなくなる。

メンバーの特性に合わせ、皆で作り上げていく意識が必要だと思います。そのためにも、コミュニティの内部が重要になってくるわけで。

****************************************

少し話を変えます。
コミュニティには、ある意味内輪間があっても良いと思います。
しかしそれだけではいけない。価値観が狭まってしまいます。
特にCOCOAは、多面的に活動している分、外の世界を十分に知ることが必要だと感じています。
COCOAに固執しすぎて、周りが見えなくなってしまってはいけない。それを見た外部がCOCOAを敬遠する原因にもなり兼ねない。

COCOA以外にも多くのコミュニティに属しているはずです。
毎日COCOAのことを考えろなんて言われたら、いずれ崩れると思います。

もちろん、プロジェクトの佳境時等は考えなくてはならないし、とりあえずワクワクするし、なんだかんだ楽しい分、自然ではあります。
でも、ずっとそうではいけない。
自分の周りも大切にする必要があります。COCOA以外の居場所を疎かにしてはいけないと思います。

こんなことを言ったら否定されますね。(笑)でも、自分はそうありたいと考えています。

****************************************

もう少しで終わります。(笑)

最後に「余白」の話をします。
この本でも、またSHOWROOMの創業者、前田裕二さんの著作『人生の勝算』にも、余白の重要さについて書かれています。

余白とは、簡単に言えば「」だと思います。

一時期、COCOAでも「余白って何だろう?」「余白を作っていこう!」なんて会話もありました。
自分は

「余白を作る」「余白をさらけ出す」なんてフレーズにただならぬ違和感があります。

COCOAの真愛が、以前COCOA TIMES で自分の弱点をさらけ出していました。柚葉さんも、真愛に共感していました。詳しい意図はわからないですが、余白をさらけ出そうとして行った行為だとしたら、あまり意味が分かりません。

余白がある=完璧でない。余白は作るものではないと思うんです。

プロジェクトも、人だって、必ず余白はあると思います。

余白はさらけ出すというよりは、理解してもらう必要があると思うんです。

スナックがつぶれない理由としても、ママが余白をさらけ出しているわけではなく、
ママが素でいることによって、自然と余白が相手に理解されていく。ママなのに泥酔し、なぜか客が介抱し、面倒を見ながら笑っている。

余白が伝わっている証拠だと感じます。

友達だって、さらけ出したつもりなんて一度もないのに自分の余白を勝手に感じ取っている。そしていじられる。互いに笑いあっている。

理想すぎます。

余白は作るものではない。素でいれば良い。

今の自分はそう考えています。

****************************************

長い文章で、途中で飽きた方もいるかもしれません。最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。自分の考えが伝われば幸いです。変な人って思われませんように。(笑)
人の考えは日に日にアップデートされると思います。何か新しく思ったことがあったら、またnoteに綴ろうかな!なーんて。

#COCOA #コミュニティを考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?