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音楽×アート ワークショップ実践レポート
10月16日(日)に
養育里親・特別養子縁組家庭対象ワークショップ
きいて・感じて・伝えあおう!を実施しました。
今回のワークショップは
NPO法人パフォーマンスバンクの飯島広介さん
MUSEUM de SESSIONの高橋直子さんに
ご協力いただき実現したワークショップ。
音楽の生演奏と対話を通じたワークショップを組み合わせ
音をきいて、感じて、その場にいる人とシェアしあう
そんな空間を分かち合いました。
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◆アイスブレイクの椅子取りゲーム
まずは参加者の心とからだをほぐすためのアイスブレイク。
ピアニスト中村このみさんの生演奏で
椅子取りゲームなんて贅沢ですね〜
写真は椅子がすでに少なくなっている時の様子。
大人の方がはりきってますね!
![](https://assets.st-note.com/img/1666393682003-OuolEE0NWJ.jpg?width=1200)
WSその1:ことば を伝え合う
ここからは中村このみさん演奏による
音楽を聞いて行うワークショップに移ります。
ピアノを数小節ひいてもらい
その後音楽の題名を伝えます。
音楽をきいて、どんな事が頭に浮かんだのか?
グループごとにファシリテーターを中心として
自由にお話をしました。
お話ししたことはみんなにわかるよう
ファシリがまとめてWBに上げていきます。
シンキングタイム中も、このみさんに曲を引いてもらい
子どもが思い出せるようにしてもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666394257061-VZP71Ttt3h.jpg?width=1200)
WSその2:色を伝えあう
続いて、最初とは違う曲をきいて
今度は曲で想起した色を選んでもらいます。
最初はワークで感じた言葉を伝え合いましたが
色からの方がイメージが膨らみやすいと感じました。
小さな子どもたちグループでは
その色をどうして想像したのか尋ねると
空に重なった雲がモクモクと浮かんでる感じがしたので青にした
とか
曲がさっきの曲よりゆっくりとゆったりとした感じで
水色っぽいと思った
さわやかなみかんとかの感じでオレンジ選んだ
など。色と音楽は、結びつきやすいんだな〜
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WSその3:色と形で伝えあう
3曲目はカーニバルを思わせるような曲で
好きな色と形を作ることにチャレンジ。
はさみは使い慣れたものを使ってもらうために
自宅から持ってきてもらいましたが、曲を聴き終わるやいなや
早速画用紙を選んで切り始める子どもたち。
もう手が止まりません!
![](https://assets.st-note.com/img/1666395122173-sYnBJO58Ot.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1666395200487-AfSG6XZ8Qv.jpg?width=1200)
みんなで作品とWBのシェアタイム
年齢層別3グループに分かれてのワークでしたが
グループごとに良い時間を過ごせていたようです。
小さな子どものグループは山田がファシリを担当しましたが
ハサミを手にした瞬間に
創作意欲がとまらず、いろんなものを作ってくれました。
中学生Upのグループは、広介さんファシリのもと
曲をきいたイメーイの膨らみが
色と形にリンクして現れていたと思います。
おとなグループは直子さんファシリのもと
おとなならではの経験や体験を掘り下げて
内面が表に現れた作品に仕上がっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666395620405-doPcY89YAU.jpg?width=1200)
それぞれのグループがどんな様子だったのかをシェアしあう時間。
席を離れて出てきた言葉や色、形について
これ、どこからそう感じたの?
音楽の早いテンポが、こういう形をイメージできたんだね〜
そんな会話がくりひろげられていた
ほかほかした時間になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666395820140-dhWSHr3qtt.jpg?width=1200)
今回のワークショップの趣旨や目的についてお伝えした上で
全面的にご協力をいただきました
ピアニストの中村このみさん
トランペットの渡邊礼葉さん
ピアニストの安部瑠那さん
3名によるミニコンサートを行っていただきました。
少しでも生で聞く音楽に触れて欲しいというお気持ちで
みなさんからミニコンサートをご提供していただきました。
大人はこのミニコンサートも楽しみにしていてくれた方も多く
子育ての束の間、普段とは違う次元につれていってもらった気がしたと
感想を言って帰ってくれた方もいました。
子どもも、このみさんが目の前で引く
音だけではない息遣いや手や指の動き
体の揺れ動きなどを敏感に感じ取っていたようで
年中さんの子どもでも、じーっとこのみさんを見つめていました。
さまざまなかたに支えられて実現したこのワークショップ。
私たち自身もさらにバージョンアップして
単発に終わらず、継続的な開催を目指して
これからも実施できたらと思っています。
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何度も夜遅いズームミーティングを重ねてくださった
NPO法人パフォーマンスバンクの飯島さん、
MUSEUM de SESSIONの高橋さん、
曲の選定や切り出しのアイデアなど音楽について
さまざまなご協力をいただきました
ピアニストの中村さん、
ミニコンサートにご協力いただいた
渡邊さん、安部さん、
会場設営や細やかな当日のサポートをしてくださった
NPO法人パフォーマンスバンクの田中さん
そしてCOCOPORTAのスタッフに感謝。
サポートいただいた資金は、里親子向けワークショップ活動や里子向けの研修・地域の方と子どもの生きる環境について考えるためのイベントに使用させていただきます。