手を上に
痩せるために甘いものをやめる!と決意した途端、お土産でいただきたりやけに甘いものが目につくことがある。
辞めたいはずなのに、頭の中はそのことでいっぱい、ということだ。
仕事が嫌だ、早く辞めて転職したい。そう思っているからか、嫌なことがやけに目につく。
公平に見ているのだろうか、今の世界を。
私がいる世界なのに、不幸ばっか目についているんじゃないか。
仕事を辞めたいばっかりに。
せっかく好きになって付き合ったとしても、彼の嫌なところばかり目に行ってしまう。
これも、別れたがっている前兆らしい。
別れるためのきっかけを探している、らしい。
きっかけがないと人はなかなか踏ん切りがつかないのか。
辞めるにしろ、別れるにしろ。
私たちは自分のことすら何も知らない。
だからきっと、わかりやすい”体へのダメージ”で判断をするし、
わかってもらおうとする。
熱が出れば休むけど、頭痛ぐらいでは薬でなんとかする。
会社に行く気分ではないけれど、体が元気なら電車に乗る。
ズル休みをするなら体調不良が一番。
こうやって心と体はバラバラになって、生きていることがわからなくなるのか。
人は見たいように世界を見るし、自分の周りが世界なのだ。
その世界をどうやって広くしていこうか、ぼやけた世界に終止符を打って、
新たな光を見出そうか。
それらは全て自分の中にある。
踏み出す一歩は小さくとも、何かを変えれば、周りの世界はあっという間に変わるのだ。
変化。
・英語を話せるようになって、新たな価値観を手に入れたい。
・ヨガ、ボルタリング、サーフィン、SUP、やりたかったこと、熱中したかったことをやってみる。辞めてもいい、ただやって面白がってみる。
・ハイレグビキニを着る。ビキニ着るとテンションが上がる。ただそれだけ。
ただの変態。それが私。
手を上に広げて回りながら笑っていたい、青空をたっくさん浴びて、夏でも夏じゃなくても、夏らしく、一緒にいると気張らなくていいじゃんて、らしく在ることを誇りに思えるような、そんな人になりたい。
明日から、手を上に広げて笑うようにする。