星空の荒野に君への愛を描くよ


はじめて書いた歌詞のフレーズ
今でも私の中ですごく大切で特別な詩。

3年の空白期間の中で自分の感性も変わってきて、きっと当時のような歌詞はもう書けないんだろうな。
今の私が書く歌詞もすごく好きだけど、昔の私が書いた少し尖った文章も好きだ。

あの頃の私は、常に何かと闘っていて。
若かったのもあると思うし、当時の環境の中で信じられるものが何も無かった。
ステージに立っている自分と、私を好きでいてくれるファンの人達しか心許せる場所がなかった。
常に心がギリギリの状態だった。
だからこそこの曲が書けたんだと思う。

君の笑顔この手で守ることを誓うよ

この一節に込めた思いは、私を好きでいてくれるひとりひとりに向けたメッセージ。
この気持ちは今も変わらず持ってる。
私には君しかいなかった。だからこの曲を書いた。大切に歌ってた。

空白の3年の間に離れてしまった人が沢山いるけど、当時私が書いたこの気持ちに嘘は全くないよ。

新しい環境で再スタートを切って、当時の私には考えられないくらい心からアイドルを楽しんでいる。
はるちゃんと、みーちゃんと、むさしと。それを支えてくれている社長のはるかさんと、マネージャーのゆいさん。そして私たちを応援してくれる大切な人達。ずっと守っていきたい大切な居場所ができた。
今の私には守りたい笑顔がたくさん増えた。

言葉は同じでも、きっと今この曲を歌ったら、当時とは違う想いを込めて歌えるんだろうなと思う。

当時の私が心をすり減らしながらアイドルに人生を掛けてくれたから、今の楽しくステージに立てる私がいる。
その気持ちを忘れない限りこの曲は私の中で宝物で在り続けると思う。

これからも、私の思いを言葉に紡いで届けていきたい。
おばあちゃんになっても、なんて無理は言わないから、あとちょっとだけそばで見守っててほしいな。

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