孤高の存在(と思ってる)マリちゃんは

孤高の存在(と思ってる)マリちゃん(30歳 ♀)
愛読誌はelleとファッジと装苑
彼氏なし
ひとりぐらし
某メーカーの事務

好きなものは可愛い革小物とカメラ
週末はタウン誌で見つけたおしゃれカフェとカメラ片手に日帰り撮影

そんなマリちゃん、周りの友人が結婚、出産、家を建てる、なんて子も出てきた。

マリちゃんは悩んでいる。
結婚も出来ない。でも、大好きな一人旅とカフェ巡りは辞められない。

でも結婚して、結婚式には趣味の写真を生かしたウェルカムボードを作って、周りの友達に祝福してもらって、週末にはDIYしながら自分好みのお家づくりをしたい、と。

マリちゃんは周りの友達と比べて自分は、ひとりでも生きていけるし、趣味はあるし、クリエイティブな楽しみを知っている、と。

洋服はこだわりのブティックで選んで、ボーナスは旅行や自分磨きに費やしてる。
メイクも髪もファッションも自分らしく可愛らしいものを選んでいる、と。

マリちゃんは真夜中、仲間と楽しんだ日帰り撮影の帰り、ひとりぐらしのアパートに帰り、手を洗おうと洗面台の鏡に映った自分を見た瞬間にこう思った。

自分の世界をたくさん作っているけど
思ってたことに蓋をしてたのかも…
私の独創性ってなんなんだろ。


(続くか続かないかは私次第。)

わたしは、神経難病と言われる、 若年性パーキンソン病にかかっています。 普段の生活を書いています。 みんなに障害について、難病について知ってほしいです。