私がなりたい自分になる。

適応障害を克服して、1年が経った。
自立することを学んだ。

仕事で働くということが慣れてくると、少しづつ飽きがきた。
このまま「漫然と働いて、家に帰ってきてスマホをいじって寝る」、そんな生活でよいのだろうか。
焦燥感が襲ってきた。
このまま、こんな人生で終えていくのだろうか。

学生時代、苦しい生活だったけれど、それでも希望にあふれていて、懸命に頑張っている自分が誇らしかった。
もう一度全力を尽くしてみよう。何かに熱中してみよう。
精一杯、生きてみよう。
人生を味わい尽くしてみよう。

そんな気に慣れたのは、間違いなく病気がほとんど感知したからであろう。

そうして、もう一度竹刀を握る。
力が、興奮が、奥の奥から溢れていた。

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