弱小な剣道家な私が、なぜか社会人剣道クラブのキャプテンになった話。

高校生から剣道を初めて、そこから高校・大学と青春はすべて剣道だった。
何度も何度も負けを経験して、気づけば自分は義務的に剣道をするようになっていった。

辞めたいと何度も何度も思った。
それでも辞める決断が出来なくて、気づけば卒業までやり続けた。
卒業後に先輩に言われた言葉で、
「お前が一生懸命剣道をしていたのを知っていたから、どうしても勝ってほしいと思ってた。部員の中で、一番応援してたんだよ」
素直に嬉しかった。

卒業したら剣道をやってみよう。
そう思って社会人になったけれど、やっぱり剣道をする機会なんて、そんなに多くはなくて、知り合いの人にお願いして剣道クラブを立ち上げた。

剣道をするようになったら、仕事の比重が少なくなって良いサイクルができるようになった。
自分への自信もつくようになった。

この私が剣道クラブを立ち上げるんだもん、人生は何があるかわからないなぁ。


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